北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

車泥棒の手口 ~ 都会は恐ろしい

2020-12-10 22:17:04 | Weblog

 

 先日首都圏に住む友達と話をしていたら、「(その彼の)友達が車を盗まれた」という話になりました。

「その方は警察へは行ったの?」
「はい、そうしたら『最近海外旅行をしませんでしたか?』って訊かれたそうなんです。で、その方は確かに車を盗まれる少し前に海外旅行をしていたらしいんです」

「車の盗難と海外旅行がどう関係するの?」
「それがすごい話で、その方が海外旅行をするのに空港まで車で行ってそこで車を民間の駐車場に預けたんだと。そしてカギを預けて旅行をして、帰国したところでその車でちゃんと家まで帰ってきています」

「ほうほう」
「ところがその民間駐車場の持ち主が、そのカギを複製して車検証から車のありかを調べていて、後々それが流れて合鍵で盗まれたらしいんです」

「えーーー! 信頼もへったくれもないね」
「そういう悪辣な民間駐車場が摘発されたんだとのことで、まったく油断も隙もありません。その方は『カギを預けるような民間駐車場は二度と利用しない』ってプリプリしていましたが、結局車は見つからないままだったそうです」

「警察の科学の力でも見つからないの」
「最近はNシステムがあって、走っていればナンバーの記録が残るんですが、向こうもそんな程度のことは熟知していて、盗んだ車をすぐに大型の車に積み込んでしまうので、Nシステムでナンバーを読み取ることもできないそう。まあ上には上がいるんですね」

「そうすると車は泣き寝入りなんだ」
「まあ車両保険に入っていたので、その分のお金は出たそうですが、車両代金の全額が出たわけではないので、新しい車を買い替えるのには100万円くらい追い銭が必要だったとか。いやな思いをするわ、お金がかかるわで被害は甚大です」

「自宅に車を止めていたと言っても都会だとマンションなのかな」
「ええ、一応はマンションの敷地内の駐車場だったそうですが、青天井ではだめですね」

「都会で車を安全に所有したければ車庫付きの一軒家じゃないとダメなのか?厳しいなあ」


 車でもなんでも所有するということは、盗まれるかもしれないという心配も含めていろいろな悩みも引き受けることになります。

 それにしても生き馬の目を抜くような都会は怖い。

 田舎でよかったと思う反面、やっぱり防犯には気を付けなくては。

 

 

コメント
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