北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

プレゼントするのも健康第一なんだな

2020-12-25 21:44:32 | Weblog

 血液センターから「B型血液が不足しています」という留守電が入っていました。

 年末までに今年最後の献血をしてくるか、ということで仕事納めだった今日の午後を使って大通り献血センターへ。

「じゃあ検査は左腕で、採決は右からしますね」

 そう言って担当の看護師さんが左腕に注射器の針を刺しました。

「あれ?以前は刺せば自動的にすっと血液が入ってくるようなチューブがあったじゃないですか、あれは?」
「あれは製造中止になったんです、便利だったんですけどね」

 針を刺してから注射器のピストンを引かないと血が採れないというのは不便ですね。どうしちゃったんでしょ。


    ◆


 いつものように血小板献血は約70分ほどかかります。

 血液を引っ張って、そこから血小板を漉して残りの成分は血管に戻すので体に優しい献血です。

 ところが今日は残り10分になったところで、気分が悪くなってきました。

 最近は献血時に血圧が下がる症状がときどき出始めるようになりました。

 献血の方は、機械の中の血が戻れば終わりなので続けつつ、背もたれを倒してもらって足を上にするようにしてもらいました。

 これで通常ならば血圧が上がって正常に戻るはずなのですが、今日は気分の悪いのが治りません。

「もうちょっと休みましょうか」

 献血のベッドでそのまま休んでいたのですが、今日はなかなか戻らなくて別室のベッドに移動して休むことに。

 車いすが用意されて、ちょっと恥ずかしかったのですが大事を取って車いすでベッドの部屋まで移動しました。

 今日が生まれて初めて車いすに乗った記念の日になるとは(笑)。

 そこで約1時間ほど休んでようやく復調の兆しが見えましたが、思いのほか時間がかかったのには難儀しました。

 明るいうちにセンターに入ったのに帰るときには今日が最後のホワイトイルミネーションが映える時間帯になっていました。

「これからご自宅へ帰るまでにどこかへ寄られますか?」
「ええ、ちょっと買い物をしようかと…」

「できれば直接お帰りになる方が良いと思います。公共交通ならできるだけ座るようにしてください」


 本当ならクリスマスということでケーキの一つも買って帰ろうかと思ったのですが、お菓子屋さんに寄るのを止めてまっすぐ家に帰りました。

 家では妻が手料理を作ってくれていたのですが、今日の甘味デザートは、献血記念のポッキーになりました(笑)。

 社会へのプレゼントのつもりでしたが、ボランティアをするのにも健康な体が必要と思い知ったクリスマスになりました。

 献血もあと何回できますかねえ。

 

コメント
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