北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

地獄の急斜面 ~ 札幌湖でワカサギ釣り

2017-02-18 22:23:21 | Weblog

 今日も友人と一緒にワカサギ釣りに出かけました。

 「最近ブログで良くワカサギ釣りの記事を読みますが、だいぶワカサギ釣りにはまっていますね」と言われるようになりました。

 まあ今年の冬は、特にワカサギ釣りを楽しんでいますが、私自身の楽しみは、釣りの釣果よりもワカサギ釣りのポイントを知ることの方が楽しいと思っています。

 今まで見慣れた場所でも、ワカサギ釣りとして訪れると、それまでと同じ場所なのに全く違う視点と楽しみが得られます。

 そのことの方をずっと楽しいと思っているので、できるだけ新しい釣りのポイントへ行きたいと考えているのです。

 
 そんなわけで、今日もワカサギ釣りのために訪れたのは、定山渓スキー場に至る道路の途中で左に広がる札幌湖でした。ここは、定山渓ダムによるダム湖で、札幌市の水がめとして札幌市民の生活を支えているのですが、ここが実に良いワカサギ釣りのポイントなのです。

 
 案内をしてくれた友人は、「休日は駐車場に入れなくなる恐れがあるので早出しましょう」ということで、朝5時半に友人をピックアップして、一路札幌湖へ。

 ところが札幌湖へ向かう朝里峠への道路は、冬季は夜7時から朝7時までが通行止めとなります。そこで多くの釣りファンたちは、朝7時の道路開門を目指して早くからゲートの前に集まります。

 
 私たちも6時半くらいに到着したのですが、すでに30台ほどの車が先行して待っている状態。皆さん熱心ですねえ。


 朝7時ちょうどの通行止めが融けてゲートが開くと、待ちかねた車たちが動き出します。

 我々は第三展望台のところで車を止めて釣りの準備。とりあえず駐車場に入ることができて良かったのですが、車を止めた皆さんは次々に要した道具を準備してどんどん凍った湖面へと向かってゆきます。

 皆さんこの場所に来慣れた様子に見えます。私たちのような素人とはちょっと違いますね。


 我々もソリに道具を積んで湖面へと降りてゆきますが、およそ三段になっているダムののり面がとても急な難所になっています。

 一緒に行った友人は、「降りるのはまだいいんです。でも帰りにこの急斜面を上るのが大変なので、できるだけ荷物は少ない方が良いんです」と教えてくれて、おまけに彼はスノーシューを履いています。

 なるほど急な斜面を荷物を携えて上り下りすのが大変なのが、この札幌湖釣りポイントの特徴です。ソリに荷物を積んで慎重に降りてゆきます。

 
 湖面につくと場所を定めてドリルで穴をあけ、その上にテントを張ります。湖面へ到着して、釣り糸を垂らすころには8時を過ぎていました。

 さて、やっとのことで釣り始めてみましたが…、うーん、釣れないことはありませんが結構渋めです。

 ワカサギのたまっている深さ、いわゆる棚は水深20メートルほどの湖底で、これでは釣るのに電動リールは欠かせませんし、今回は大いに威力を見せつけてくれました。

 さて釣れ具合の方は、妻の釣る穴が良く釣れて、私も途中から調子が上がりましたが、昼頃からはパタッと釣れなくなりました。

 それでも札幌湖のワカサギは、大きさがほぼ9センチほどで大きさにむらがありません。ポロト湖では5センチくらいの小さなワカサギが多かったので、そこに比べると、とても大きく感じます。

 この大きさで全体に揃っているのがこの湖の特徴で、これならば食べてもとてもおいしそうです。


          ◆  


 お昼を過ぎて、釣れなくなったところで外に出てみましたが、吹雪模様の天気にもなって雪が降ってきました。

 またキタキツネが一匹、釣り人のテントの間をうろついているも見えました。釣り人から餌をもらったり、余った魚などがもらえるという事を学習したのでしょうか。

 夕方4時くらいまで釣り続けて、我々は夫婦で約60匹。一緒に行った友人は80匹を釣ったと言いますから、やはり腕の差ってあるんですね。


 ところが帰る段になって、来るときは難なく下ってきた斜面を重たいそりを引きながら上がることの苦しさたるや、本当にしんどいものでした。

 長靴に装着するスパイクがあったからまだ良かったようなものの、なければ滑ってしまって上がることができなかったでしょう。

 それに斜面の長いこと長いこと。これほど息を切らせたことって、近年記憶にないほどです。上りきった時には本当にぐったりしてしばらく動けませんでした。

 これを十分に知ったうえで、なお釣れるワカサギの魅力に惹かれる人が多いのでしょう。本当に魅力あるワカサギポイントであることがよくわかりました。


          ◆   


 家に帰ってから、今日のワカサギは全部唐揚げにしてビールとワインのおつまみに。大きさが手ごろで食べた時のボリューム感も結構なものですし、味は淡白で実にうまい! あっという間に妻と私の胃の中に納まってゆきました。

 なるほど、ここのワカサギを食べると、小さかったり味が劣るようなところでの釣りは興味が失せてしまうかもしれません。それほど、食べるのには適したサイズに違いありません。

 ようやく来ることができた札幌湖のポイント。釣りの魅力、札幌の魅力をまた一つ手にした思いです。

 

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自分の自信を疑え

2017-02-17 22:40:03 | Weblog

 フェイスブック上で、以前に友達申請があって友達になったものの、もう2年以上もやりとりのない方から、「今ひま?」というメッセージが来ました。

 相手は私よりも年上の女性で、どう考えても「今ひま?」なんて表現を使うはずもなく、ネットリテラシーがあれば、(ああ、乗っ取られちゃったな)とわかるはず。

 ネットでのやり取りって、言葉しかないのですが、それでも「大人言葉」、「子供言葉」、「男性言葉」「女性言葉」、「敬語」、「口癖・書き癖」など様々な角度で言葉を分析すると、本人かどうかがなんとなくわかるものです。

 今回の場合、乗っ取られたと思しき相手の電話も連絡先もわからないので、放っておいたところ、今日見たら、こんな風にフェイスブックの管理者側で対応がなされているようです。

 こうした詐欺まがいの悪さは多いので注意が必要ですね。


          ◆  


 なあんて、偉そうなことを書いている方が一番危ない、とも言われます。

(自分だけは大丈夫)と思い込みたくなる「正常性バイアス」という心理があるそうですから、自分の能力と自信すらときどき疑うようなことも大事なんですね。

 嫌な時代になりました。

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北大ナイトミュージアムカフェ~まさか〇〇を食べるとは!

2017-02-16 23:28:24 | Weblog

 昨日の自転車セミナーでは、セミナー後の懇親会を北大博物館で夜10時まで開かれている、"ミュージアムカフェぽらす"で開催しました。

 ここは昨年7月にオープンしたカフェで、私が在学していた40年前には理学部だった建物で、北大博物館がリニューアルオープンしたときから展開している、北大で唯一お酒の飲めるカフェです。

 博物館自体は17時までの開館ですが、カフェは平日は22時、土・日は18時まで開いており、内外の来訪者の交流の場となっています。私もいつか来たいと思っていながらなかなか機会がなかったのですが、この日の懇親会で来られたのでとても嬉しくなりました。 

 我々が博物館についたのは夜6時前ですが、レンガ造りの建物はライトアップされていて、なかなか魅力的。夜の北大も面白いですね。

 玄関から入ってすぐの右側にカフェはあって、お酒などを出すカウンターもあるし、座って語り合うテーブルとイスもあります。

 我々は別室で机を集めて、輪になってさらに自転車について語り合いました。セミナーは懇親会にこそ真の面白さがありますね。

          ◆   
 
 やがて、カフェを運営管理している、特定非営利法人「手と手」の浅野目さん、通称ママさんがやってきてくれて、ここでのカフェの経営の裏話をいろいろと教えてくれました。

 ママ曰く、「夜遅くまで営業しているので、いろいろな学部の方がそれぞれの教室を飛び出して、ここでお酒を飲みながら論文の指導をしたり、ディスカッションしたりしているんです。それに、いろいろな学部の方たちが集まります。こういう拠点がなければ、皆さん自分たちの学部の中だけの交流しかないところですが、いろいろな学部の方たちがここに集まるので、例えば文学部と農学部とか、そんな学部を超えた交流が始まるので、見ていてもとても面白いんですよ」

 こういう全学を対象とした交流の拠点になっているというのは面白いですね。我々が学生の時も、こういうのがあったらよかったのになあ。


          ◆  


 ママが突然、「そうだ!先日ここで、日本昆虫学会の人たちの集まりがあったんです。そのときに皆さんが持ち寄ってきたものの余りがあるので持って来ましょう!」と言い出しました。

 そうして持ってきたものは…。

「これ、食べられる虫なんです。昆虫学会の皆さんが持ってきて、食べてたものが余ったのでもらっちゃいました」
「む…、む、虫…」

「全然平気ですよ。変な味はしないし」
 しかし見ていても虫のようだ、とはわかるものの、一体何の虫なのかは良くわかりません。しかしまあ死にはしないかなあ。

 私の横にいた女性は、「きゃー!絶対ダメ!」と強い拒否反応を示しましたが、ここでひるんでは男が廃る。意を決して、「うっ、それじゃあいただきます!」と一匹を口に入れてみました。 

 すると…、んー、カサカサして甲殻類系であることが分かりますし、なんだか乾いたナッツのような感じ。案外次々口に入れることができました。

 私と一緒に食べた方も、「乾いたエビみたいなものですね」と感想を述べて割とパクパク食べています。

 
 するとママさんが、「こういうのもあるんですよ」と取り出したのは、タイ語らしき文字の書かれたパッケージ。ちょっとどろりとした緑色のペーストが出てきました。

「これなんだかわかります?」
「いいえ、わかんない。今度はいったい何なんですか…?」

「これはね…カメムシのペーストなんですよ」
「カ、カメムシー!」

 秋口に越冬のために窓枠などにごそっと集まって、嫌なにおいを発するカメムシを思い出すと、とても無理そうな感じ。

「でもね、辛口のディップみたいな感じなんですよ」とママさんは全然平気そう。

 ここまできたら、エイママよ! 一かけらを手にもらって口に放り込みました。

「どうですかーー?」周りも興味津々、半分ドン引きで訊いてきますが…。

「あ゛ーーー、辛い!しかも独特の風味があるーー!」

 タイの食べ物だけあって、辛い香辛料がたっぷり使ってあって、少量でもピリ辛。そして言いようのない風味があとからじんわりと口の中を覆いますが、必ずしも記憶の中にあるカメムシの匂いとも違います。

 決して美味しい、と感じるものではありませんが、ペーストとしてパンやクラッカーにつけて食べるんだったら、エスニックなディップという感じで食べられるかもしれません。不快と言ってもそんな程度のものです。

 
 面白いような気持ちが悪いような、とんだ出会いとなりましたが、つまりは、こういった思いもかけない者同士が会えて交流ができて、そこに予想だにしない化学反応が起きる可能性があるというのがこのカフェだ、ということがよくわかりました。

 「ナイトミュージアム」なんて映画もありましたが、夜の博物館のカフェにも不思議な出会いがあるかもしれません。

 あー、まさかカメムシを食べるとは、なんとも異空間でした(笑)

 

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自転車で楽しむ「散走」って何?

2017-02-15 22:50:20 | Weblog

 

 今日は、自転車部品や釣り具の世界的メーカーとして知られる㈱シマノのバイシクルコンポーネント事業部長の神保部長をお迎えして、「自転車【で】楽しむ散走」というお題での自転車セミナーが開かれました。

 「散走」という単語は馴染みのないものですが、これは「ぷらぷら歩く散歩」に対して「ぷらぷら自転車で走ること」をあらわす単語として、シマノが自転車文化を世に問うために、もう十年以上も前から使い始めている単語なんだそう。

 そこでは、自転車部品メーカーのシマノでありながら、自転車で走るという事はメインではなく、自転車をツールにして地域をめぐりながら豊かな時間を過ごす、ということが究極の目的なんだそう。

 サイクリストというと、ともすると自転車で長距離を走りたくて仕方がない、という人が多いのでしょうが、実は(自転車に乗ってみたいけれど、そんなにガリガリ走りたくはない)という人だって多いはず。

 自転車で地域の美味しいものを食べ歩いたり、ちょっと遠くの景色を眺めてみたり、風を感じたいという、自転車を使って得られる楽しみはあるはずで、そういう楽しみを追求しようというのが「散走」という考え方なのです。

 シマノは、東京の南青山と大阪の中之島に「OVE」という自転車によるライフ・クリエーション・スペースを展開して、自転車を道具としていろいろな価値を作ってゆきたいと活動しています。

 そんな散走の考え方を広めてもらおうと、東京と大阪のOVEでは全国の関心のある自転車リーダーを集めて、それぞれの地域での散走のイメージ作りのお手伝いをしています。

 地域のお寺を巡ったり、鍋料理を巡ったり、風景景色を眺めるのに、自転車を使ってみる。大阪七福神散走、桜と水辺の街並み散走などのほかにも、俳人を迎えて俳句を作りながら走る吟行散走なんてのがあるかと思うと、噺家を仲間に入れて、うなぎ屋で一席噺を披露してもらうなんていうのもあるそうですよ。

 興味は人それぞれで、テーマを楽しむ時間を過ごすのですが、誰かと一緒ならもっと楽しいかもしれない。そんな、旅と日常の中間的存在が散走です。

 東京で「オランダ建築散走」という地域に広がるオランダを探して歩く散走があったそうです。

 なんとオランダ大使館を眺めていたら、大使が出てきてちょっとした説明をしてくれたのだそう。

 すると、ロードの自転車でイベントに参加したところ、最初から100kmを走らされて自転車が嫌になったという女性が、このオランダ散走で「こんなに楽しい遊びがあるとは!」と言ってくれたのだそうで、神保部長さんは、「それがとても印象的でした」と言っていました。

 さて、札幌だったら、どんなテーマを持った散走があるでしょうか。

 決して気張った観光振興が目的でもなくて、参加者一人一人の満足と楽しさにつながって、それがまた自転車に乗りたくなる体験になっていく。

 神保部長さんは、こうおっしゃいました。

「環境のためになるから自転車に乗る、なんていうのは続きません。でも楽しい走りだったら続くんです」

「バイシクルって直訳すると二輪車ですよね。ただ形態を言い表したにすぎません。でも日本語はそれを"自ら転がす車"って訳したんです。その感性が素晴らしいと思いませんか」

 ガリガリ走らずに、地域を自転車で楽しみましょうよ。

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雪まつりの後 ~ 冬と春の折り返し点

2017-02-14 22:14:25 | Weblog

 先週の日曜日で終わった今年の雪まつり。

 月曜日の朝は、これも恒例となった、早朝から雪像の取り壊しが始まりました。

 通勤途中にある雪像の周りには、朝8時半から雪像を壊す様子を見物に来た観光客が列をなしていました。


  【お楽しみは雪像後の取り壊し】

 雪像を見るのも観光ならば、それを壊すのもまたライブ感覚で必ずニュースになる観光素材になっています。

 朝の通勤の時はまだバックホウのバケットが雪像を崩していましたが… ↓


  【どんどん雪像は壊されます】

 


  【上と同じ位置で撮った写真】

 …帰るときにはもうただの雪の山になりました。

 大通公園はこれからこの雪の山のまま春を迎えます。そしてこれが融けるときが札幌の春です。


          ◆ 

 さて、札幌に住んでいる者にとっては、雪まつりは冬と春の分岐点。このときまでが冬で、雪まつりが終わると春に向かう希望の日々が始まります。

 日中の最高気温が0℃を超える日が出てきますし、そうなると積み上げている雪は締まり、また融け始めます。

 雪が降って雪かきをしても、雪まつり前は気温が低くて雪が固まりにくかったのが、雪まつりの後は粘り気が出て固まりやすい雪に変わってゆきます。

 日差しもだんだん強くなり、辛かった冬のレジャーも春を感じるようになってきます。

 スキーは半袖でできる春スキーの季節が近づきますし、シーズン後半には、暖かい外でのワカサギ釣りも楽しみです。

 今年の冬も折り返し点をすぎました。
 

 

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歯科衛生士さんが歯の汚れを指導できるわけ

2017-02-13 23:39:23 | Weblog

 

 私の通っている歯科医では、毎月初めに歯の磨き方チェックをしてくれます。

 受診する直前には歯を磨いてから診療に臨むのですが、歯垢を着色する薬を歯に塗ってみると、磨き残しがくっきりと濃い青色で浮かび上がります。

 磨き残しになるのは大抵歯と歯の隙間で、歯科衛生士さんは歯ブラシでそこをきれいにしてくれながら、「残るのはここですね。歯ブラシを歯に当てたら大きく動かさないで、細かく動かしてくださいね」と同じように教えてくれます。

 こちらも毎月のことなので、ここがいつも指摘されるという部分をとくに熱心に磨くのですが、今度はその周辺に磨き残しが出る始末。

 毎回「今回はここの汚れが取れていませんねー」と汚れを指摘されるのを聞いているうちにわかったことがありました。

 それは、歯科衛生士さんは汚れに色を付けているからどこが汚れているかわかるのだ、ということ。

 逆に言うと、私が一生懸命磨いても磨き残しをするのは、汚れがどこにあるかがわからないからなのです。

 「考えたら、汚れに色がついて汚れの場所がわかれば、私もそこを集中的に磨けば良いだけのことなんですよね」と言うと、「そうですよね、汚れに色が付く薬をあげましょうか?」と言うので、「いえ、考えたら家にもありました」と答えました。
 よく考えたら、いつも歯磨きをする洗面台のところに、汚れに色のつく薬があって毎日眺めていたのでした。これを使えばよいだけだったのです。

 
          ◆  


 不都合なことも、目に見えればよくわかるし、逆に見えないとなかなか理解ができません。

 「これは大問題だ」と感じたり思ったりしても、それを他の人に伝えようと思うと、わかるような工夫が必要です。これを「見える化」と言います。

 社会問題も仕事の上の課題も、自分だけがわかるというのでは協力者も得られにくいでしょう。

 まずは問題の所在がどこにあるのかを目に見えるようにしてこそ、そこから先になにを為すべきかがわかるようになるというものです。

 歯医者さんで、舗装事業のこれからに思いが繋がるとは(笑)

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子供とは真剣に遊べ

2017-02-12 23:07:58 | Weblog

 昨日の午後に孫二人が我が家へ来て、夜はワカサギ天と蕎麦を食べ、我が家へお泊り。

 今日は孫たちと一緒に実家の親を訪ねて、昨夜打った蕎麦を持参して食べてもらいながら、実家で孫と遊びました。

 たった一日24時間程度一緒にいただけでしたが、孫たちの世話をして遊ぶのも疲れるなあ、という印象が残ります。

 実家ではサイコロ状の積み木を積んでは壊すという単純な遊びを繰り返し繰り返しやっていましたが、たかが遊びといっても、こちらも真剣になって「ぎゃーーー、ハハハ」と喜び方も声の出し方も真剣にやるので疲れも半端ではないのです。


 孫は今4歳と2歳で、私の長女が4歳だった時と言うのは30歳の頃ですから、まだまだ体力が十分にあったのでしょう。子育ては若くないと持たないな、と改めて思いました。

 子供って、面白い遊びをしかけると、「もう一回」、「もう一回」を繰り返しますね。

 その時が実は勝負です。「もう一回攻撃を受けた大人の側が、自分の疲れや都合で、「はい、もうおしまい」とやるのではなく、向こうが疲れてテンションが下がってくるのを待つ方が良い。

 もちろん時間がないとか、か、という二つを比較すると、後者の方が子供に確実にメッセージを伝えられるはず。

 子供と遊ぶときにも真剣さが求められると思っているので、相当な体力も思考力も使うのでくたくたです。

 でも思い返せば、30代のころに本当にそんなことを思って真剣に子供に向き合っていたかと言えば、実はそんなこともなかったように思います。

 子育ては、妻にかなりの部分を任せてしまい、父親は美味しいところだけ持って行く。でもそんなことへの後ろめたさがあるから、なお一層今真剣に遊んでいるのかもしれません。

 それが今の年代の使命なのかもしれませんし。

 よし、孫よ、またいつでもきんしゃい!


           
【お知らせ】

 私の所属している日本都市計画学会北海道支部では、2月28日(火)の夜に、まちづくりセミナーを開催します。

 今回の、平成28年度 第2回セミナーは、旭川市の中心市街地におけるイベントと地域活性化について着目し、「北の恵み 食べマルシェ」と市内中心部のまちづくりについての報告、「ランニングで女性をキラキラかがやかせる」をコンセプトにした女性だけのランイベント「スイートガールラン」についての報告を聞き、「イベントとまちづくり」について考えることといたしました。

 地方中核都市におけるまちなかで開催される、二つのイベントのお話を聞くことができます。奮ってご参加いただきたいのと、できれば事前に申し込みを頂けるとありがたく思います。
 どうぞよろしくお願いします。


日 時 : 平成29年2月28日(火)18時30分~20時30分

会 場 : TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前 ライラック
     〒060-0004 札幌市中央区北4条西6丁目1毎日札幌会館5F

参加費 : 無 料

主 催 :公益社団法人 日本都市計画学会 北海道支部 


問い合わせ・申し込み先(締め切り 2月24日(金)) :
公益社団法人 日本都市計画学会 北海道支部 都市地域セミナー担当幹事 大塚 英典

〒004-8585 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目4番1号
株式会社ドーコン 都市・地域事業本部 都市環境部

TEL:011-801-1535 FAX:011-801-1536
E-mail:eo728@docon.jp


【まちづくりセミナーHP】
 http://www.cpij-hokkaido.jp/seminar.html


 

 

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五湖のワカサギ食べ比べ&ぶっかけスタミナ蕎麦

2017-02-11 23:09:03 | Weblog

 娘たち一家を招いてのワカサギ&蕎麦パーティ。

 ワカサギは、昨日のポロト湖の分を含めて道内の五つの湖の走り廻って釣ったワカサギを保存してあります。今日はこれらのワカサギを天ぷらにして食べ比べようというのです。

 改めておさらいですが、ワカサギを釣った道内の五つの湖とは、阿寒湖(釧路市)、塘路湖(標茶町)、朱鞠内湖(幌加内町)、ポロト湖(白老町)、茨戸川(札幌市)の五つ。これらをめぐるのにはなんと1,386kmを走破しています。

 一匹当たりの単価に換算するととんでもない経費ですが、釣る喜びはプライスレス。食べる楽しみはその先の余禄です。


         ◆  


 湖ごとにわかるようにジップロックに入れて冷凍保存してあるものを取り出して、天ぷらの用意。

 今回は子供もいるという事で、一人3匹ずつ×5カ所=15匹の食べ比べとしましたが、ポロト湖のワカサギは天ぷらにするにはあまりにも小さいという事で、ここだけは玉ねぎやニンジンと一緒にかき揚にしました。

 湖によって、魚の大きさやばらつきも大きいのがわかります。

 味ですが、湖ごとの差はあまりわかりませんでしたが、湖の差というよりは大きな個体は少し苦みがあるかな、といった程度。

 つぎはもっとバクバクと食べられるようにたくさん釣りためておきたいので、次回もまた頑張ろうと思います。


          ◆  

 
 さて、天ぷらと来ればやはり蕎麦を一緒に食べたいところです。今日は、「ぶっかけ」という汁をかけてそのまま食べるという豪快な蕎麦にしました。

 トッピングにオクラ、納豆、長芋、シソ、海苔、ネギを加えてちょっとしたスタミナ蕎麦になりました。

 これからも新しいワカサギ釣り場を求めて走り回りましょう。

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白老町ポロト湖のワカサギ釣り

2017-02-10 23:40:20 | Weblog

 

 今日は休暇を取って、白老町のポロト湖まで出かけてワカサギ釣りに行ってきました。

 ポロト湖は、今はアイヌコタンが観光のポイントになっていますが、いよいよこれから2020年にアイヌ文化を中心とした国立民族共生象徴空間が剣セルされるところですが、冬はワカサギ釣りの好ポイントなのです。

 高速道路で白老インターを降りて、ポロト湖の湖畔にある温泉まではやってきましたが、肝心のワカサギ釣りの受付がどこか分かりません。

 ネットで調べても簡単には出てこないので、最後には電話をして、ようやく温泉のまだ山側の方に管理棟の建物があることがわかりました。

 地元の方なら常識なのでしょうが、遠くからの来客にはもう少しわかりやすい案内や情報提供があるとよいですね。

 
 さて、管理棟で入漁料500円を払いながら、ワカサギの釣り模様を尋ねると、「以前は100匹~200匹と釣る方がいたんですが、ちょっと前に雨が降りましたでしょ?そのあとでパタッと釣れなくなりました」とのこと。

「そんなに?」
「ええ、前の日に100匹釣った人が、翌日一匹でしたからね」


 出鼻をくじかれた形になりましたが、それでもまず氷に穴をあけてテントを張り、釣りを始めます。ポロト湖では釣りの範囲はごく一部に限られていて、狭い範囲での釣りになりました。

 しかし…、釣れません。

 まず反応がない。

 
 テントを出て、何カ所かに別の穴をあけて外で釣ってみましたが、ようやく一匹を釣り上げるのが精いっぱい。


 ちょっと離れたところでお昼過ぎにテントを畳んで帰ろうとしていた男性がいたので話しかけました。

「釣れましたか?」
「いやあ、朝のうちはちょいちょい来たんですが、昼になってウグイが三回釣れたので、もうだめかなと」

「ウグイがいると、ワカサギが逃げると聞きました」
「そうかもしれませんね。ところで、20~30匹くらいしかいませんが、私のワカサギはいりませんか?」

「え?いいんですか?」
「ええ、誰かにあげおうか、どうしようかと思っていたのですが、ちょうど良いところで話しかけてくれました(笑)」

 そんなわけで思いがけなく、釣ることなくポロト湖のワカサギをゲットできました。

 釣果は良いとしても、もう少し粘って自分の力でワカサギと釣り上げたいところ。もう少し頑張ろう。


          ◆  

 お昼過ぎに、トイレに立ち寄ったついでに管理棟の女性と話をしてみたところ、「昨日来た方が今日も来ているんです。その方は、昨日午後1時までは5匹だったのが、その後で釣れ始めて3時半までに80匹釣ったんだそうです。それで今日も来ているので、まだこれからですよ」

 それを聞いて俄然勇気が湧いてきて、それまで以上に餌を変える頻度を高めて、しょっちゅう新しい餌にしていると、確かに食いつきが良くなりました。

 とはいえ、ここのワカサギは実に小さいです。小さいので釣れた時の竿の振れ方も微細なもので、素早く反応するのもなかなか難しいところ。相変わらず、食った瞬間からアクションがうまくいきません。小さなワカサギに何度ももてあそばれてしまいました。

 結局、私が10匹で妻が2匹とほぼ惨敗。いくら便利な道具があっても、魚がいなくては釣りになりませんね。

 しかしまあ釣り場の環境とシステムがまた一つ分かったので良しといたしましょう。次こそがんばるぞ。  
 

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稚内で見られる本格的ロシア舞踊~プロの技

2017-02-09 23:53:27 | Weblog

 

 ルースキー・テーレムというサハリンの舞踊団は、年二回稚内市役所の事業で招かれて、副港市場を舞台にして「稚内サハリン館」という名称の無料コンサートを開いています。

 稚内観光をしたのだったら、ぜひとも夕刻に副港市場を訪ねて彼女たちのパフォーマンスをご覧になってほしいものです。

 今日はそんな彼女たちが、稚内観光協会の方とともに、稚内の宣伝と道庁の表敬訪問のために、札幌を訪れてくれました。

 ロシア語の通訳をしながらこのプロジェクトを支えているN君から「明日札幌へ行きます。大通ビッセで道行く人にパンフレットを配って歩きます」と連絡があったので、時間に合わせて出かけてきました。

 いつも見かける安定のメンバーのほかに、今回からは踊りを担当する子が新人の女性二人になったそうで、新しい顔ぶれでのパフォーマンスを見てみたいところで、とても懐かしく思いました。

「今日の札幌の宣伝では歌や踊りはないのですか?」と訊いてみるとN君は「ええ、ちょっと音が出せない場所での宣伝なので、今回は歌はないんです」とのこと。

「歌の一曲も聞いてもらえると、実力のほどがすぐにわかるんだけど、残念ですね」

 彼女たちは、お約束のロシア民謡はもちろん、ちゃんと日本の名曲を美しい日本語で歌ってもくれたりもするプロの実力は、飽きさせないステージを披露してくれます。

 この冬の公演は2月15日から3月15日までの一か月間だそうですから、流氷観光もできそうですし、ぜひ稚内へお出かけいただきたいと思います。

 ライブでそれも無料で本格的ロシア舞踊が楽しめるなんて、稚内にはすごい観光素材があるんだ、と感心しているのは私だけかなあ。

 稚内赴任中に一度だけサハリンへ旅行してきましたが、「一番近いヨーロッパ」というキャッチフレーズがいいですね。

 いつかサハリンのワイルドなサケ・マスの釣りに行くぞ!

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