北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

まちづくりが高校の教科になる日は近い ~ 2020年度からの「地理総合」を都市計画分野的に考える

2019-11-10 23:46:56 | Weblog

 

 都市計画学会全国大会の最終日。

 今日も午前から午後にかけて様々な論文の発表がありましたが、部屋をいそいそと替えながらお目当ての発表を聞きました。

 分野が多少違っても、気になるところは積極的に質問をして若手研究者に大いに刺激を与えましたよ。

 プログラムの最後にはワークショップの時間がとられていて、7つの部屋に分かれて興味深い報告の時間がありました。

 私は「『持続可能な地域づくり』の学習をどう支援するか」というテーマのワークショップを聴きましたが、これこそ2020年から高校で必履修となる「地理総合」科目の問題でした。

 この科目は教育内容として「持続可能な地域づくりと私たち(自然環境と防災、生活圏の調査と地域の展望)」ということが取り上げられています。

 今日のワークショップでは、話題提供として文科省の担当者による経緯や狙いなどの説明や、都市計画に与える影響、高校での実践状況、大学における協力の可能性などをお話しいただいて議論を深めました。 

 そしてこの「生活圏の調査」とはなんぞやというと、課題例として「買い物弱者の問題」「住宅団地の空洞化」などが解説で示されていますが、まさにこれは都市計画学会が扱うジャンルではありませんか。

 自分なりの課題をみつけて、それを地域に飛び込んで調査をし解決の方向性を探るという一連の授業時間を経ることで、地域に関心を持ち地域の暮らしを担う力をもった社会人を育てたい、という強い意向がうかがえます。

 しかし実際には高校の社会の教員には歴史教育を専門とする方が多いだけでなく、地理を専攻した教師であっても、このようなまちづくりの具体的な手法やアプローチに長けている方は多くはないでしょう。

 都市計画やまちづくりに携わるものとしては、この授業時間を面白いものにすることでこの分野に対して興味を持ち将来を担える人材が育成できるのではないか、という期待も大きいものがあります。

 今後都市計画学会としても、北海道教育委員会などと意見を交わしどのような協力や支援がありえるのかを議論することが大事なタイミングです。

 都市計画分野が教育分野と連携できる日が来るとは、大いなる頑張りどころでしょう。

 ちなみに、講演を終えた文科省の方に「これは受験とはどのような関係になるのでしょうか」と訊いてみたところ、「それは大学入試センターが考えることですが、必履修の科目については教科になると思われます」というお答えでした。

 まちづくりが受験の問題になる日も近いということでしょうか。

 面白くなってきたぞー。

 

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たまには勉強しなくちゃ ~ 都市計画学会全国大会

2019-11-09 21:50:31 | Weblog

 

 今日と明日は、横浜で開催されている都市計画学会全国大会に参加してきます。

 昨日の金曜日には横浜市内を見学させてくれるエクスカーションのプログラムもあったのですが、そちらは参加できずにちょっと残念。

 横浜市内の見学って案外真面目にしたことがありませんもんね。

 今日と明日は、全国から応募があった論文発表会と、午後には「都市計画を展望する」というシンポジウムがありました。

 今回の大会は、横浜市の協力をいただいて趣のある開港記念館を使わせてもらえることになり、とても良い雰囲気です。

 論文発表会は、全部で7つの会議室に分かれて同時並行で開催されるので、興味のある発表には時間を計算しながら会場を移動することになります。

 会場は分かれていますが、なんとなく似たようなジャンルの論文を集めて発表されるので、思いもよらず面白い発表が聞けたりします。

 今日は偶然、「米国ワシントン州シアトル市旧日本人街における日系コミュニティの変容過程に関する研究」という発表を聴けました。

 アメリカ西海岸にあるシアトル市では、白人による開拓の後にまず中華系の移民があり、その人たちが排斥された後に日本人が入植していきました。

 日系移民たちはその勤勉さもあって、大いに成功しシアトルの一角には日本的な建物が建てられて日本人街が誕生して大いに栄えました。

 しかしその後日中戦争や日米戦争の時期を通じて、日本人は迫害に会い日本人町も衰退しますが、終戦後はある時期から再び往時の日本の歴史や文化を見直す時期を迎えます。

 発表者の方は、現地でのヒアリングを通じてその変遷の様子を明らかにしてゆきました。

 
 私が興味深く思ったのは、日本でもこれから移民ではないとされていますが外国人の労働者が多く入ってくることが予想されるでしょう。

 そうしたときに、日本人移民たちは地域の人たちから結果として受け入れられて地域と融合をした成功例といえるのではないか、と思った点です。

 発表後に発表者にその点を訊いてみると、日本人は戦前から地域の白人有力者たちを盆踊りや花見に誘うなど、文化をともに楽しむような融合の努力を続けていたということを教えてもらいました。

 日本人も外国人や異文化を受け入れる際に大いに参考になるような気がして面白く感じました。

 たまにはこのような知恵と知識が集まる場面に参加して、レベルの高い話に触れるのも良いですね。

 明日は今上天皇陛下の即位パレードがありますが、関東の明日は秋晴れでしょう。

 
 

 

 

 

 

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インフルエンザ予防接種~受ける人が増えれば広がらない

2019-11-08 22:57:14 | Weblog

 

 インフルエンザの予防接種を受けてきました。

 もう既に流行の兆しがあると言われるインフルエンザですが、罹患した場合、学校等への出席停止の期間の目安は「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」とされているようです。

 これは臨床研究の結果で、薬剤の種類やウイルスの型、患者の年齢等の諸条件によって違いはあるものの、発症(発熱)した後五日を経過するとウイルスの排出はある程度治まるということから、このような基準になったものと思われます。

 これを会社にも適用するとすれば、一たび罹患すれば5日間は出社禁止となるわけで、繁忙時期に対して影響が大きいと言わざるを得ません。

 またご丁寧にうちの会社はインフルエンザ予防接種の費用を補助してくれるというので、なおさら受けないわけにはいきません。

 病院ではまず医師から事前の問診を受けます。

 熱の有無や体調などを聞かれて問題ないということで、接種可能に。

 やがて採血センターへ呼ばれて、そこで腕に細い注射を打ってもらいました。

「効果が出るまでに2週間ほどかかります。また予防接種をしたからと言って罹患しないというわけではありませんが、ワクチンを打っておくと重篤な症状になりにくいという利点もあります」という説明を看護師さんから受けました。

 効果が出るまでに2週間かかるとは意外でした。

 ワクチンに対する効果を懐疑的にとらえる人もいるかもしれませんが、私としては集団免疫効果の観点から、自分のためだけではなく、受ける人が増えれば感染の広がりを抑えられるという考えを支持したいと思います。

 他の人や組織のためにも自分の健康管理を大切にいたしましょう。

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夏の労働、冬の労働

2019-11-07 23:52:00 | Weblog

 

 挨拶回りで今日は美唄市の業者さんを訪問しました。

 何年来の友人である、私よりもずっと若い社長さんが出迎えてくれて、最近の地域の状況についていろいろと話が聞けました。

 社長の悩みは、「技術者がいろいろな理由で辞めてゆくんですが、その分他の会社を辞めた人がわが社に入ってきたりもするんです。辞めてゆく理由は良くわかりません」ということ。

「会社としてどうしますか?」
「会社には社員の生活だけではなくて、企業活動が地域を支えているという責任もあるので、なんとしても経営を維持してゆかなくてはなりません。うちの会社を辞めて行く人がいても、また周りの人に自分の会社を選んでもらえるように努力するだけですね」

 全体として人が少なくなる恐怖を感じつつ、日々を一生懸命過ごすしかないというのが本音のようです。

「僕が心配なのは、除雪車に乗ってくれるオペレーターがちゃんと確保してゆけるのかどうかなんですが」
「うーん、この辺はまだ大丈夫だと思います。農業者の方が冬は除雪車に乗ってくれますから」

「農業者ですか」
「はい、この辺りは米や麦が中心の農家さんが多くて冬はあまり仕事がないんです。なので協力してもらえます」

「でも農家にもいろいろありますよね」
「はい、もう少し札幌に近くなると玉ねぎ農家が増えてきます。その人たちは2月からハウスで苗づくりが始まるので、やってくれても1月までという制約があったりします。なのでこのあたりから岩見沢へ行って除雪の仕事をしている方もいると思いますよ」

 
 社会が求める労働って、決して専業者ばかりが担っているのではなくて、「夏だけ・冬だけ」といった仕事もあるものです。

 労働もそうした人の時間をシェアしながら需給が成立しているところがあります。

 サラリーマンも公務員も、専業にこだわらずに兼業を認めればもっと才能を生かしたり、提供できる時間で地域を支えるということがありそうな気がします。

 一人一人がいろいろな能力を高めたり資格を取ったりして社会に参加することも意義のあることです。

 学び直し(=リカレント)教育って、やはりこれからの時代が求めることなのかもしれません。

 時代の変化を感じます。

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目に光、顔に輝き、声に張り

2019-11-06 23:32:21 | Weblog

 

 毎月送られてくる人間学を学ぶ月刊誌「致知」ですが、これを発行している致知出版社では役に立つようなお話をメルマガで提供するサービスもしています。

 先日送られてきた記事が「人を見抜く10の視点」というタイトルのものでした。

 ちょっと長いけれどまずはご覧ください。 

 

……………………………………
人を見抜く10の視点
……………………………………

 浮沈の激しいアメリカの航空業界で、安定的に好業績を上げ続けているのがサウスウエスト航空だ。

 同社の採用ルール”Hire for character.Train for skills.”は世界的にも有名である。

「採用は人柄で、スキルは訓練で」という。

 この言葉は、人を見るときはスキルより人柄を重視すべきと言っている。人の伸びしろは、スキルではなく本人の持つ“Character(人柄)”にあるのだ。

 私がJ&Jの社長時代に調査した新入社員の追跡調査の結果でも、入社試験の成績とその後の出世の関係は皆無だったが、入社時の面接試験の結果と出世の関係には、高い相関関係があった。 

 面接試験とは人柄を見る試験である。

 つまり、人を見抜くとは何かと言うと、その人の“Character(人柄)”を見抜くことだ。
過去に『最初の4分間“The First 4 Minutes”』というベストセラーがあった。最初の4分間の印象、すなわち第一印象には、その人の性格の大半が表れるものだ。

 では、人を見抜こうと思ったら、その人のどういうところに注目すべきなのか。
人柄は、日常のささいな言動や態度に表れる。
それを次の10項目に照らしてみれば、概ねどういう人間かわかるはずだ。


1.自分のことをダメだと思っている人か
2.すぐにあきらめてしまう人か
3.目標を持たない人か
4.親友・心友・師(メンター)を持っている人か
5.世話になった人にマメに礼状を書く人か
6.話の中に有名人・有力者の名前を出す人か
7.学歴・家柄・財産の自慢をする人か
8.相手によって態度を変える人か
9.快適ゾーンから出ない人か
10.学ばない人か


 上のうち、4と5のみは該当してよい項目である。
 それ以外に該当するようでは困る。

 4の親友・心友・師(メンター)を持っている人は、自分も人を信頼し尊重しているし、人からも尊重され信頼されている人物といえる。

 5の、世話になった人に礼状を書くというのは、ささやかなことではあるが、こういうささやかなことに人柄が表れるのだ。

“Excellence is a thousand details(神は細部に宿る)” という。


 自分のことをダメだと思っている人、すぐにあきらめてしまう人、目標を持たない人、そして最後の学ばない人というの、成長機会を自ら放棄しているも同然である。

 こういう人は、目に光がなく声に張りがない。背筋も伸びていない。
それだけではない。最悪の場合、周囲の人々の成長意欲まで奪ってしまう。

 話の中に有名人・有力者の名前を出す、学歴・家柄・財産の自慢をする人は、自分の持ち味ではなく、自分を包む包装紙をアピールしているのだ。
つまり自信がないのである。

 相手によって態度を変える人も同様だ。
 快適ゾーンから出る勇気のない人は、肝心なときに当てにならない。

「目に光、顔に輝き、声に張り」、私の手作りの人を見抜く究極の名句(?)である。
こういう人を選べば、まず間違いはない。


 ……………………………………【メルマガここまで】………………………………


「人柄は、日常のささいな言動や態度に表れる」というのはまさに至言です。

 人は少々のことは繕えても、本心でそうなっていなければ繕いきれるものではありません。

 その瞬間瞬間を一生懸命に生きているだろうか。

 さてさて、我が身を顧みると「目に光、顔に輝き、声に張り」はあるでしょうか。

 意識するだけでもきっと変わってくることでしょう。

 

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ランチはラキピで

2019-11-05 22:54:32 | Weblog

 

 挨拶回りで全道を駆け巡っていますが、前回函館へ行ったときに行けなかった挨拶先が何か所かありました。

 しかし、「あそこだけは行っておきたいね」というところがあって、今日は日帰りで函館まで車で挨拶訪問をしてきました。

 全部高速道路ですし、車にはクルーズコントロールがついていてアクセルから足を離しても前の車にはついてゆけますし、レーンキープアシスタント機能などの運転補助のお陰で運転はかなり楽になりました。

 それでもさすがに往復600kmは疲れました。

 昼過ぎにちょうど函館の入り口に到着して、「さて、ランチはどこにしましょうか」と言ったその先にあったのがラッキーピエロ。

 ラキピのランチを食べてから約束した相手先を訪問してからは、さらに2~3か所のお得意さん先を訪問してお仕事終了。

 後はまたひたすらに高速道路を帰ってきましたが、函館が車で日帰り可能なまちになるとはねえ。

 高速代金は片道6千円以上しましたが、朝に札幌を出て函館のラッキーピエロでランチが食べられる時代になりました。

 でも次回は一泊でいきたいな(笑)
 

 

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釣りの後始末

2019-11-04 22:58:47 | Weblog

 

 

 昨日釣ったマメイカをさっそく捌いて料理ができるように下準備。

 昨日釣った10匹のうち5匹分をがアヒージョにしてくれました。

 味付けはニンニクとオリーブオイルと塩だけですが、マメイカのプリプリの食感がたまりませんな。

 
 釣り道具のメンテナンスをしてから仕掛けの修理をちょこちょこと。

 釣りは楽しんだ翌朝もいろいろと仕事が残ります。

 仕掛けも、簡単なものなら自分で作れるようになりました。

 手間さえかければお金はかけずにすむのですが、実はこの自作の時間が結構な楽しみでもあるのです。


 しかしながら、昨日釣りをしながら海藻やらなにやらに引っかかりスッテを二個ロストしました。

 こればかりは作れないので、足りなくなったスッテという道具を買いに近くの釣りショップへ。


  【これがスッテ。オレンジは初めて買いましたがこれで売り切れ】

 マメイカ用の仕掛け類はもう売り切れているものも出始めています。

 もう今シーズンは仕入れもないのか、釣りの盛りは商品販売にとっては過ぎて行った季節でしょうか。

 店内のあしらいはそろそろワカサギ釣りの道具展示の準備が始まっていました。

 さすがにまだ早いだろうと思いつつも、新商品の穂先が出ていると気になって仕方がありません。

 季節もののレジャーは油断するとすぐに時が経ってしまいます。

 夜を使って夜釣りに行くしかないかな。    

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シーズン初のマメイカ釣り、今年は良さそうだぞ

2019-11-03 23:57:52 | Weblog

 友達を誘って小樽港へ今シーズン初のマメイカ釣り。

 昨年は全くの不漁でしたが、周辺情報では今年はぼちぼち釣れているといいます。

 友達をピックアップして港へと向かいましたが、岸壁には大型船が入港していて、釣れる範囲が極めて限られています。

 ようやく探し当てた二人分の場所を押さえて釣り開始。

 買ったばかりの充電式LEDライトも明るくて合格。

 これでほぼ必要な道具類は揃いました。あとは釣りに専念するばかり。

 釣りを始めると、友達はポンポンとあっというまにマメイカを五匹釣り上げます。

 2m隣で釣っている私には一向にかからないのはなぜ?

 疑似餌のエギやスッテの色や大きさが悪いのか、こういうちょっとした選択の差で釣果が変わるところがまた釣りの面白いところです。

 やがて私の竿にもマメイカが乗り始めました。

「はーい、今シーズン最初のマメイカ、ありがとう!」

 そこからはポンポンと釣れてきましたがやがて勢いが衰えてきました。

「渋いねー」

 そう言っていると、なんとパトカーが赤色灯をつけながらやってきて「立ち入り禁止区域で釣りをされている方、ここは漁業関係者以外は入れませんので至急退出してください」とアナウンスが始まりました。

 そう、我々も入る場所がなくて立ち入り禁止区域に潜り込んでいたのです。

「こりゃだめですね」

 ほうほうの体で撤収をしたものの燃え始めた釣り魂が冷めやらず、「隣の港へ行ってみましょうか」と隣の漁港へ移動。

「おお、誰もいませんね、ラッキー」

 早速釣りを始めて調子良く3匹釣れたところで、「釣りの最中、すみません」とかわいらしい女性の声。

 振り向くとなんとここにも女性警官の姿が。

「あのう、お楽しみ中申し訳ありませんが、通報がありまして、こちらも関係者以外立ち入り禁止なんです」

 どうやらおかしなところに駐車した釣り人がいたらしくて、その通報を受けて警察が出動することになったのだとか。

 水を差された形になって、さらに場所を替えてみましたが調子が上がらず本日はこれまで。

 数えたら釣ったマメイカはちょうど10匹の「つ抜け」。

 「つ抜け」とは、ひとつ、ふたつ…と数えて"ここのつ"までは語尾に「つ」が付くのが10からは「つ」がつかなくなることから10以上の数を釣ったときに使われる表現なのです。

 とりあえずボウズでなかったのは幸いですが、物足りなさも漂うシーズン初日でありました。

 今年はどうやらある程度の群れが入っているようなので楽しい釣りになりそうです。

 ただただ無心になれる時間。

 やっぱり釣りはいいですね。

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実家の老親がトイレを取り換えたという

2019-11-02 23:35:20 | Weblog

 

 先日実家の老親を訪ねて、「最近変わったことはあったかい?」と訊いてみたところ、「トイレが壊れたのさ」と言う。

「だいぶ古かったんじゃないの?」
「平成16年に取り換えたから15年だよ。前から便座の温度が熱くなったり冷たくなったり変だったんだけど、とうとうウォシュレットが動かなくなってね。修理しようにももう古くて部品がないんだって」

「それだけ古いとさすがに無理じゃない?まあ寿命だね。それでどうしたの?」
「新しいウォシュレットに換えてもらったよ。最新式で何でもついてるわ」

 なるほど、居間のテーブルには真新しいマニュアルが置いてあります。

「まあ新しいのは便座の前に立てば蓋が開くし、座って用を足した後は立てば流れるし、離れれば蓋もしまるし、覚えることってあんまりないんだけどね」
「へー、さすがは最新式だ。それでいくらしたの?」

「それがね、消費税が上がったのとそのタイミングで値上げしたっていうので20万円もしたのさ」
「おやおや、ずいぶん高いんじゃない。値段だけならもっと安いのもあったろうに。〇〇(しょっちゅう親元を訪ねてくれている弟)には相談しなかったのかい?」

「いや、してない。いつも頼んでいる社長に訊いたら『これがいいよ。他のメーカーのもあるけど、俺はこっちが好きだし』っていうからさ、お勧めの機種にしておいたよ」

 
 もしも弟や私に相談してくれていれば、もっと安い製品を選べただろうなあ、と思いますが、普段の暮らしに身近なところで面倒を見てくれている地元の業者さんがいるというのは心強いのかもしれません。

 値段が安くなる知恵が回るのが良いことなのか、はたまた地元で安心に暮らせればそれが一番良いのか、難しいものだなあ、と思った次第。

 
      ◆


 一方我が家にはようやく冷暖用のエアコンが設置されました。

 この部屋にエアコンをつけようよ、と妻から相談を受けて家電業者を訪ねてからほぼ2か月。

 機器を買いに行ったところ、「コンセントの新設が必要ですね」から始まって、電気業者を探し施工を依頼、ようやくこぎつけた我が家のバージョンアップでした。

 新しいことを始める決心とそれができる社会との関係性をどう保てるか。

 こういうところにも生涯学習的な要素がたくさんありますね。

 

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キャッシュレスポイント還元って何か調べてみた

2019-11-01 23:38:04 | Weblog

 消費税率がアップしてから一か月が経過しました。

 消費税率改定と同時にキャッシュレスで買い物をすればポイントを消費者に還元してくれるという「キャッシュレス・消費者還元事業」も始まりました。

 私の場合は、スマホでQRコードを使う「〇〇pay」系はどうにもメリットが感じられません。

(それを使うくらいならクレジットカードでも良いし、余計なリスクが発生するだけじゃないかな)と思うので、使う気がしないのです。

 さらにクレジットカードのほかに、キャッシュレスでの少額な買い物なら、既にSuicaなどの交通系のカードも使えるので、これらを使い分ければもう十分な気がします。

 ところで、キャッシュレスで買い物をすれば2~5%のポイント還元があるらしい、と聞いていますが、一体どうすればポイントが還元されるのか、しかもどんな形で帰ってくるのかがわかりませんでした。

 そこでちょいと経産省のホームページを見て調べてみましたが、どうやら「事前に何もしなくても、そのまま買い物をすればポイントが還元される」というタイプと、「事前にネットなどで登録しないと還元されない」というタイプがあるようです。

 前者の代表は一般的なクレジットカードです。

 私は「楽天カード」を使っていますが、例えばこれでネットの買い物をしようと思えばまず「買いたい商品を選びます」が、ここでポイント還元対象商品であるマークを確認しましょう。

 次にこれを購入しますが決済方法をクレジットカードにすることで自動的にポイントが還元されます。

 ただし楽天カードでは還元のされ方が、翌々月の22日ころに楽天ポイントで付与される、という形。

 このあたりはカード会社によっては、翌々月の請求時に引き落とし相殺されて安くなるという形のものもあるので、自分のカードがどうなっているかを調べてみた方が良いですね。


 また、私が持っているSuicaで買い物をするときにポイント還元を受けようと思うと、こちらは事前にネットで登録をする必要がありました。

 仕方がないのでとりあえずネットで登録をしました。

 ただこちらのポイントはどうやって使えるのかまだよくわかっていないのでそれも勉強しないといけません。

 まあ随分と複雑なシステムが数多くありすぎるのは難点です。

 頭の柔らかい若者ならまだしも、ある程度歳を取ってくるとこういうことについてゆくのは大変です。

 社会を効率的にするのは良いとして、そのシステムはできるだけ単純にしておかないと、諦めてしまう人もかなり出てくることでしょう。

 それも「自己責任」ということの中に納まってしまうのかどうか。

 現代社会を生き抜くことは「生涯学習」が必要だと実感しますねえ。

 自分のカードについても調べてみてはいかがでしょうか。

【キャッシュレスポイント還元事業について】 https://cashless.go.jp/consumer/

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