北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

目に光、顔に輝き、声に張り

2019-11-06 23:32:21 | Weblog

 

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 先日送られてきた記事が「人を見抜く10の視点」というタイトルのものでした。

 ちょっと長いけれどまずはご覧ください。 

 

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人を見抜く10の視点
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 浮沈の激しいアメリカの航空業界で、安定的に好業績を上げ続けているのがサウスウエスト航空だ。

 同社の採用ルール”Hire for character.Train for skills.”は世界的にも有名である。

「採用は人柄で、スキルは訓練で」という。

 この言葉は、人を見るときはスキルより人柄を重視すべきと言っている。人の伸びしろは、スキルではなく本人の持つ“Character(人柄)”にあるのだ。

 私がJ&Jの社長時代に調査した新入社員の追跡調査の結果でも、入社試験の成績とその後の出世の関係は皆無だったが、入社時の面接試験の結果と出世の関係には、高い相関関係があった。 

 面接試験とは人柄を見る試験である。

 つまり、人を見抜くとは何かと言うと、その人の“Character(人柄)”を見抜くことだ。
過去に『最初の4分間“The First 4 Minutes”』というベストセラーがあった。最初の4分間の印象、すなわち第一印象には、その人の性格の大半が表れるものだ。

 では、人を見抜こうと思ったら、その人のどういうところに注目すべきなのか。
人柄は、日常のささいな言動や態度に表れる。
それを次の10項目に照らしてみれば、概ねどういう人間かわかるはずだ。


1.自分のことをダメだと思っている人か
2.すぐにあきらめてしまう人か
3.目標を持たない人か
4.親友・心友・師(メンター)を持っている人か
5.世話になった人にマメに礼状を書く人か
6.話の中に有名人・有力者の名前を出す人か
7.学歴・家柄・財産の自慢をする人か
8.相手によって態度を変える人か
9.快適ゾーンから出ない人か
10.学ばない人か


 上のうち、4と5のみは該当してよい項目である。
 それ以外に該当するようでは困る。

 4の親友・心友・師(メンター)を持っている人は、自分も人を信頼し尊重しているし、人からも尊重され信頼されている人物といえる。

 5の、世話になった人に礼状を書くというのは、ささやかなことではあるが、こういうささやかなことに人柄が表れるのだ。

“Excellence is a thousand details(神は細部に宿る)” という。


 自分のことをダメだと思っている人、すぐにあきらめてしまう人、目標を持たない人、そして最後の学ばない人というの、成長機会を自ら放棄しているも同然である。

 こういう人は、目に光がなく声に張りがない。背筋も伸びていない。
それだけではない。最悪の場合、周囲の人々の成長意欲まで奪ってしまう。

 話の中に有名人・有力者の名前を出す、学歴・家柄・財産の自慢をする人は、自分の持ち味ではなく、自分を包む包装紙をアピールしているのだ。
つまり自信がないのである。

 相手によって態度を変える人も同様だ。
 快適ゾーンから出る勇気のない人は、肝心なときに当てにならない。

「目に光、顔に輝き、声に張り」、私の手作りの人を見抜く究極の名句(?)である。
こういう人を選べば、まず間違いはない。


 ……………………………………【メルマガここまで】………………………………


「人柄は、日常のささいな言動や態度に表れる」というのはまさに至言です。

 人は少々のことは繕えても、本心でそうなっていなければ繕いきれるものではありません。

 その瞬間瞬間を一生懸命に生きているだろうか。

 さてさて、我が身を顧みると「目に光、顔に輝き、声に張り」はあるでしょうか。

 意識するだけでもきっと変わってくることでしょう。

 

コメント
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