北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

シーズン初のマメイカ釣り、今年は良さそうだぞ

2019-11-03 23:57:52 | Weblog

 友達を誘って小樽港へ今シーズン初のマメイカ釣り。

 昨年は全くの不漁でしたが、周辺情報では今年はぼちぼち釣れているといいます。

 友達をピックアップして港へと向かいましたが、岸壁には大型船が入港していて、釣れる範囲が極めて限られています。

 ようやく探し当てた二人分の場所を押さえて釣り開始。

 買ったばかりの充電式LEDライトも明るくて合格。

 これでほぼ必要な道具類は揃いました。あとは釣りに専念するばかり。

 釣りを始めると、友達はポンポンとあっというまにマメイカを五匹釣り上げます。

 2m隣で釣っている私には一向にかからないのはなぜ?

 疑似餌のエギやスッテの色や大きさが悪いのか、こういうちょっとした選択の差で釣果が変わるところがまた釣りの面白いところです。

 やがて私の竿にもマメイカが乗り始めました。

「はーい、今シーズン最初のマメイカ、ありがとう!」

 そこからはポンポンと釣れてきましたがやがて勢いが衰えてきました。

「渋いねー」

 そう言っていると、なんとパトカーが赤色灯をつけながらやってきて「立ち入り禁止区域で釣りをされている方、ここは漁業関係者以外は入れませんので至急退出してください」とアナウンスが始まりました。

 そう、我々も入る場所がなくて立ち入り禁止区域に潜り込んでいたのです。

「こりゃだめですね」

 ほうほうの体で撤収をしたものの燃え始めた釣り魂が冷めやらず、「隣の港へ行ってみましょうか」と隣の漁港へ移動。

「おお、誰もいませんね、ラッキー」

 早速釣りを始めて調子良く3匹釣れたところで、「釣りの最中、すみません」とかわいらしい女性の声。

 振り向くとなんとここにも女性警官の姿が。

「あのう、お楽しみ中申し訳ありませんが、通報がありまして、こちらも関係者以外立ち入り禁止なんです」

 どうやらおかしなところに駐車した釣り人がいたらしくて、その通報を受けて警察が出動することになったのだとか。

 水を差された形になって、さらに場所を替えてみましたが調子が上がらず本日はこれまで。

 数えたら釣ったマメイカはちょうど10匹の「つ抜け」。

 「つ抜け」とは、ひとつ、ふたつ…と数えて"ここのつ"までは語尾に「つ」が付くのが10からは「つ」がつかなくなることから10以上の数を釣ったときに使われる表現なのです。

 とりあえずボウズでなかったのは幸いですが、物足りなさも漂うシーズン初日でありました。

 今年はどうやらある程度の群れが入っているようなので楽しい釣りになりそうです。

 ただただ無心になれる時間。

 やっぱり釣りはいいですね。

コメント
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