北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

やんちゃな先輩

2019-11-11 23:29:32 | Weblog

 

 ちょっとやんちゃな先輩が札幌へやってきて、夜をご一緒しました。

 他の社員なら行かないようなジャンルのところを訪ねて、新しい仕事を見つけてそれを自社のビジネスにつなげてゆく武勇談は聞いていてワクワクします。

 しばしばそれは車内で「やりすぎ」と見られ、「誰がそんなところへ行けと言ったんだ?」というような内部からの批判もあったそう。

 しかしそんなときは、「でも行った先で、『助けて欲しい』という話を聞けば、それを自社の能力で助けてあげるのが、企業の存在意義なんじゃないの?」と馬耳東風。

 しまいには自社の新製品開発までやってのけて、発注者・請負会社・自社の三方良しの状況を生み出しました。

「そもそもそういう発想がなかったし、『やろうよ』と言っても面倒くさがる担当者も多かったよ。でも応援してくれる人もいたから、必ずしも本来の担当のラインを通さずにやっちゃった」

 この先輩も、ある官庁出身のOBさんなのですが、「プロパーの社員だったら、変なことを言ったら転勤させられるような変な雰囲気もあるんだけれど、僕なんかもう首になってもいいしね(笑)」

 しかしよく聞けば、そこを辞めればもっと自分のやりたい会社があるんだ、とも。

「まさか辞めたくてわざとやんちゃにしているんじゃないでしょうね?(笑)」
「へへ、僕はどっちもいいんだけどね」

 組織に執着のない人だからこそ、やんちゃで自由な発想と行動ができるのかな。

 しかしそれでも相手の困りごとを解決してやろうという意欲が半端ではなく強いのは大事なことだし、うらやましいところでもあります。

 会っていると何かしら元気が出てくるような気がしました。

 人のエネルギーって伝わりますね。よし、がんばろう。

 

コメント
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