こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ゆめつげ

2007-10-15 00:00:00 | 未分類
畠中恵さん『ゆめつげ』を読みました。

幕末、清鏡神社の神官・川辺弓月は、白加巳神社に頼まれて、夢告で蔵前の札差・青戸屋さんの
行方不明の息子を探すことになった。
弓月の夢告は、神社の鏡を使って行われる。
確かに、外れることはないが、答えのピントがずれているので、余り役に立ったことが無い。
それでも、格が上の神社にぜひにと頼まれては、断ることはできない。
早速、白加巳神社に弟と共に向かうのであった。

激動のこの時代、弓月たちもその動乱に巻き込まれていきます。
社会が大きな変化をしたであろうこの頃、多くの一般市民が生活の変化に見舞われたことでしょう。
中には、仕事を失った方もいたかもしれない。
不思議で、何とも切ない物語でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする