こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『千鳥舞う』葉室麟

2012-10-06 20:01:33 | 本と雑誌
千鳥舞う 千鳥舞う
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2012-07-12

女絵師の春香こと、里緒は26歳。
三年前、妻ある男と不義密通し、そのことが世間に知れて師の衣笠春崖から破門され、絵を描くことを憚ってきた。

ところが、亀屋の主人の藤兵衛から、<博多八景>を屏風絵にとの依頼が、春崖を通じてあった。
突然の春崖の許しに戸惑いながらも、博多の名勝を巡り、様々な人々と出会い、描いていく里緒。

主に別れた思い人、外記への思いを中心に、その折々に出会った人々の思いをのせて描いていく里緒の姿を感じるにつけても、もしあるのならば、<博多八景>の絵を見たいものだと思いました。

人の心を、しみじみと味わうことのできる物語です。

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千鳥舞う

2012-10-06 00:00:00 | 未分類
葉室麟さん『千鳥舞う』を読みました。

女絵師の春香こと、里緒は26歳。
三年前、妻ある男と不義密通し、そのことが世間に知れて師の衣笠春崖から破門され、
絵を描くことを憚ってきた。

ところが、亀屋の主人の藤兵衛から、<博多八景>を屏風絵にとの依頼が、春崖を通じてあった。
突然の春崖の許しに戸惑いながらも、博多の名勝を巡り、様々な人々と出会い、描いていく里緒。

主に別れた思い人、外記への思いを中心に、その折々に出会った人々の思いをのせて描いていく
里緒の姿を感じるにつけても、もしあるのならば、<博多八景>の絵を見たいものだと思いました。

人の心を、しみじみと味わうことのできる物語です。

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