せっかく福岡に行ったので、福岡市立美術館に行ってきました。
まずはお経。
大般若経もすごいなと思いましたが、美しさでは大宝積経(中尊寺経)でしょうか?
紺地に金銀の文字が書かれているんです。私好みです。見かけで判断して、ごめんなさい。
あと、板彫五大尊曼荼羅も美しかったですね。曼荼羅が板に彫られているのを見たのは初めてです。
三方開春厨子も良かったですね。
高階隆兼が制作に関わったという、玄奘三蔵絵も良かったです。
和歌では、紀貫之筆と伝わる寸松庵色紙や、藤原俊成の76歳の時分の筆という住吉切が良かったですね。
一休宗純墨蹟の瑞嶺宝珠添状も、ああ!一休さんの字だー!と多少ミーハーな気持ちもありつつ、拝見しました。
王羲之の蘭亭序拓本も、書道の教科書で見ているとはいえ、やはり美しい字ですね。
雪舟自画像もあり、71歳のときの絵なのですが、惜しむらくは写しらしいことですね。
さて、今回一番楽しみにしていた曜変天目茶碗です。
四方から拝見でき、斜め上斜め下からもじっくり眺めてきました。
色といい曜変といい、本当に宇宙を眺めているようでした。
他にも茶道具がありまして、口縁の黒釉を削り落とした白縁油滴天目鉢や、口縁を金で覆った砧青磁茶碗 銘 満月や、沓形の本手御所丸茶碗 銘 藤田や、黒楽茶碗の銘 太郎と銘 次郎。
夏用水指によさげな青磁杉形シノギ文水指。
藤田美術館を設立した藤田が病床に伏せりながら露朝に入札させたという交趾大亀香合(一円が現在の一万に値する時代に、七万円で落札したらしい)
モダンな染付拍子木香合、可愛らしい鴨形香合などなど、茶道具だけでも語り切れないですね。
弥生・古墳時代の翡翠の硬玉勾玉 棗玉も、大きくコロンとした見事な勾玉でした。
あと、能衣装では、紺地に金糸銀糸でマツムシ、スズムシ、バッタを刺繍した紺地格子虫尽長絹が美しいですね。
日本画では、実際にライオンを見てから描いた大獅子図が素晴らしく、迫力のある美しさでした。
私が見て素晴らしかった作品を紹介しましたが、書き足りてない部分もあり、好みによって違うものが紹介されていないというご不満もあるかもしれませんが、そこは独断と偏見ですので、ご勘弁ください。
楽しかったです。
まずはお経。
大般若経もすごいなと思いましたが、美しさでは大宝積経(中尊寺経)でしょうか?
紺地に金銀の文字が書かれているんです。私好みです。見かけで判断して、ごめんなさい。
あと、板彫五大尊曼荼羅も美しかったですね。曼荼羅が板に彫られているのを見たのは初めてです。
三方開春厨子も良かったですね。
高階隆兼が制作に関わったという、玄奘三蔵絵も良かったです。
和歌では、紀貫之筆と伝わる寸松庵色紙や、藤原俊成の76歳の時分の筆という住吉切が良かったですね。
一休宗純墨蹟の瑞嶺宝珠添状も、ああ!一休さんの字だー!と多少ミーハーな気持ちもありつつ、拝見しました。
王羲之の蘭亭序拓本も、書道の教科書で見ているとはいえ、やはり美しい字ですね。
雪舟自画像もあり、71歳のときの絵なのですが、惜しむらくは写しらしいことですね。
さて、今回一番楽しみにしていた曜変天目茶碗です。
四方から拝見でき、斜め上斜め下からもじっくり眺めてきました。
色といい曜変といい、本当に宇宙を眺めているようでした。
他にも茶道具がありまして、口縁の黒釉を削り落とした白縁油滴天目鉢や、口縁を金で覆った砧青磁茶碗 銘 満月や、沓形の本手御所丸茶碗 銘 藤田や、黒楽茶碗の銘 太郎と銘 次郎。
夏用水指によさげな青磁杉形シノギ文水指。
藤田美術館を設立した藤田が病床に伏せりながら露朝に入札させたという交趾大亀香合(一円が現在の一万に値する時代に、七万円で落札したらしい)
モダンな染付拍子木香合、可愛らしい鴨形香合などなど、茶道具だけでも語り切れないですね。
弥生・古墳時代の翡翠の硬玉勾玉 棗玉も、大きくコロンとした見事な勾玉でした。
あと、能衣装では、紺地に金糸銀糸でマツムシ、スズムシ、バッタを刺繍した紺地格子虫尽長絹が美しいですね。
日本画では、実際にライオンを見てから描いた大獅子図が素晴らしく、迫力のある美しさでした。
私が見て素晴らしかった作品を紹介しましたが、書き足りてない部分もあり、好みによって違うものが紹介されていないというご不満もあるかもしれませんが、そこは独断と偏見ですので、ご勘弁ください。
楽しかったです。