学校から帰って二階の自分の部屋に上がると、そこにどえらい美少女がいた。
主人公・宝田光希は、アルカムス学院中等部二年・自称探偵の降矢木すぴかに、いつの間にか探偵助手としてこき使われるようになった。
そもそも自分の命の危機から救ってもらうためとはいえ、光希は彼女の一見不可思議な行動に付き合う義務はないはずである。
ところが、彼女のおかしな行動は、全てある団体のたくらみからこの町を守ることにあったことが分かる。
果たして、光希やこの町の運命は?
ヤングアダルト向けの本格ミステリですが、いつも思うのは、男の人って強引な美少女に振り回されるのが好きなのでしょうか?
それとも、こういう事件に普通の中学生の男の子を巻き込むには、こういう設定が必要なのでしょうか?
面白い作品なのですが、余計なことが気にかかりました。