ラサから青海へと向かう高原の道の先には、白く雪をかぶった鋭い峰々が東西へと果てしなく続いている。
僕僕一行が峠の入り口で一泊しようと宿を探していると、ドマと名乗る男が、自らの体と引き換えにしても妹のタシの心臓の病を治してほしいと訴えてきた。
今まで、どんな医者も薬師も治せなかったらしい。
今回、王弁が自分の仙骨の力を無意識に使い、一見、タシの病を治したかのように思えたが・・・。
仙骨を欲しがる者、仙人でありながら、まだ、俗人のような力を求める者。
今回の旅路も厳しく悲しいものでしたが、話の流れからすると、これから一層厳しく、ともすると戦いさえ含むものになりそうな気配です。
また、僕僕先生自身のことも心配になってきました。
王弁と仲間たちと一緒に、ずっと旅を続けてほしいのですが、そろそろ終わりが来るのでしょうか?
僕僕一行が峠の入り口で一泊しようと宿を探していると、ドマと名乗る男が、自らの体と引き換えにしても妹のタシの心臓の病を治してほしいと訴えてきた。
今まで、どんな医者も薬師も治せなかったらしい。
今回、王弁が自分の仙骨の力を無意識に使い、一見、タシの病を治したかのように思えたが・・・。
仙骨を欲しがる者、仙人でありながら、まだ、俗人のような力を求める者。
今回の旅路も厳しく悲しいものでしたが、話の流れからすると、これから一層厳しく、ともすると戦いさえ含むものになりそうな気配です。
また、僕僕先生自身のことも心配になってきました。
王弁と仲間たちと一緒に、ずっと旅を続けてほしいのですが、そろそろ終わりが来るのでしょうか?