こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『リンカーンの夢』コニー・ウィリス

2016-08-11 19:42:09 | 読書感想
日本で翻訳出版されたのが、1992年という作品。

ジェフは歴史小説家ブルーンの調査助手をつとめている。
ある日、かつてのルームメイトだった精神科医のリチャードに、彼の患者のアニーを紹介される。
彼女は、南北戦争時代の南軍の名将軍ロバート・エドワード・リーのつらい体験ばかりを夢に見るのだ。

その出会いからしばらくして、アニーはジェフの元に転がり込む。
リチャードから、許可なく強い薬を飲まされたらしい。

ジェフはブルーンの仕事にかこつけて、アニーを連れて調査旅行に出発する。
果たして、アニーの見る夢は何を意味するのか?

アニーはある意味、精神的に強い女性ですね。
読んでいるだけでも重苦しい体験の夢が続きますので、万人にはお勧めできません。
今の私も「虚実入り乱れて、大変重い体験だった。あー疲れた」という状態です。
コメント
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