物語の舞台は、移動図書館。
60代も半ばになって、元クラスメイトの榎本賢一が家の都合で辞めざるを得なくなった移動図書館の運転手を引き受けた照岡久志。
同乗するのは、司書の梅園菜緒子。
20代半ばの若い女の子だ。
2人が市内16か所の「ステーション」をめぐる間には、様々な出来事が起こる。
大切なものを本に挟んでそのままうっかり返却したり、高齢化による人口減少で元高級住宅街さえ悩んでいたり、ビジネス街で頻繁に借りるようになった新規の利用者さんが、しばらく借りに来なくて気をもんだりと、色んな事が日常の謎と共に起きては、みんなで知恵を出し合って解決していく。
テルさんは、会社勤めとはまた違う気づかいに戸惑いながらも、誠実に励んでいるところが好感持てましたし、ウメちゃんも、意外に体育会系な性格でストレートなところが面白く読めました。
できれば、続きの物語も書いていただきたいです。
60代も半ばになって、元クラスメイトの榎本賢一が家の都合で辞めざるを得なくなった移動図書館の運転手を引き受けた照岡久志。
同乗するのは、司書の梅園菜緒子。
20代半ばの若い女の子だ。
2人が市内16か所の「ステーション」をめぐる間には、様々な出来事が起こる。
大切なものを本に挟んでそのままうっかり返却したり、高齢化による人口減少で元高級住宅街さえ悩んでいたり、ビジネス街で頻繁に借りるようになった新規の利用者さんが、しばらく借りに来なくて気をもんだりと、色んな事が日常の謎と共に起きては、みんなで知恵を出し合って解決していく。
テルさんは、会社勤めとはまた違う気づかいに戸惑いながらも、誠実に励んでいるところが好感持てましたし、ウメちゃんも、意外に体育会系な性格でストレートなところが面白く読めました。
できれば、続きの物語も書いていただきたいです。