夢の中で間抜けな”蜥蜴のビル”になってしまう井森建。
今回のビルは、ピーター・パンとウェンディ、そしてティンカー・ベルに拾われ、ネバーランドと呼ばれる島にやって来るところから始まる。
読み終わってみると、ピーター・パンは原作でも残酷な殺人鬼だったようですね。
つい、その記述を読み逃していましたが。
井森の小学校の同窓会では、ネバーランドのアーヴァタールがたくさんいたようで、ネバーランドで彼らが殺された事で、こちらの世界のアーヴァタールが、様々な理由で亡くなっていきます。
殺人事件も罪深いのですが、今回は、それ以上に非道な人物がいて、いたたまれない気持ちになりました。
結末がああなので、救われるような救われないような複雑な気分でした。
またこの本は、私にとって小林さんの追悼読書の一つです。
別の物語がもう一冊ありますが、このファンタジー世界の殺人事件のシリーズはこれで最後になるのですね。
この本が出版された時点では、まだまだ次の作品を想像して読む前から楽しみにしていただけに、突然のご逝去は、とても残念です。
『メアリー・ポピンズ』『赤毛のアン』『二人のロッテ』たくさんの児童文学が、この先待ち構えていたのに惜しいです。
小林さんの作品はもう一冊ありますので、その感想で本当のお悔やみの言葉としたいと考えています。
とても面白い作品でした。
今回のビルは、ピーター・パンとウェンディ、そしてティンカー・ベルに拾われ、ネバーランドと呼ばれる島にやって来るところから始まる。
読み終わってみると、ピーター・パンは原作でも残酷な殺人鬼だったようですね。
つい、その記述を読み逃していましたが。
井森の小学校の同窓会では、ネバーランドのアーヴァタールがたくさんいたようで、ネバーランドで彼らが殺された事で、こちらの世界のアーヴァタールが、様々な理由で亡くなっていきます。
殺人事件も罪深いのですが、今回は、それ以上に非道な人物がいて、いたたまれない気持ちになりました。
結末がああなので、救われるような救われないような複雑な気分でした。
またこの本は、私にとって小林さんの追悼読書の一つです。
別の物語がもう一冊ありますが、このファンタジー世界の殺人事件のシリーズはこれで最後になるのですね。
この本が出版された時点では、まだまだ次の作品を想像して読む前から楽しみにしていただけに、突然のご逝去は、とても残念です。
『メアリー・ポピンズ』『赤毛のアン』『二人のロッテ』たくさんの児童文学が、この先待ち構えていたのに惜しいです。
小林さんの作品はもう一冊ありますので、その感想で本当のお悔やみの言葉としたいと考えています。
とても面白い作品でした。