こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『神様の御用人10』浅葉なつ

2021-03-29 19:42:10 | 読書感想
 
 
黄金を迎えに黒龍の元へ行き、重症を負った良彦。
黒龍が『大建て替え』を目論むのは、遠い昔の田村麻呂と阿弖流為と母礼の友情と交流が、はかなくも散った事も由来だった。
また、黄金にも人との交流における深い後悔があった事を知った良彦は、神様でなく人間だからこそできる事があるのではないかと考え、再び黒龍の元へ赴き、説得しようとする。

長岡京への遷都にあたって人心を一つにするために、蝦夷を共通の敵として戦をするぅ~?
もう過去の人物とはいえ、桓武天皇は人の命を駒くらいにしか思っていないのがよく分かりますね。

それはともかく、ようやく神々が、過去の後悔やわだかまりなどを打ち明け合った事で、解決したと言えますでしょうか?

今回で、黄金篇は完結らしいのですが、ラストの良彦の発言!!!
これはまたある意味、波乱の幕開けでしょうか?
続きがまだまだあると受け取っていいんでしょう。
さらに、黄金も登場しますよね?

とりあえず番外編があるらしいので、黄金のグルメツアーはあって欲しいかも?
ごめんなさい。発想が貧しかったです。
冗談はともかく、楽しみにしています。
コメント
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