『ＳＦ的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ

主人公はタイムマシンの修理とサポートを担当する技術者で、個人用タイムマシンで時をただよいながら暮らしている。
話し相手は、コンピュータ・プログラムのタミーと、非実在犬のエド。

父と母はいるが、母は同じ時間を繰り返すループ・サービスに入ったきりで、タイムマシン開発に出遅れた父は失踪中である。

ある日、修理工場でタイムマシンから自分自身が降りてくるのを見た主人公は、彼の腹を銃で撃ち、そのままタイムマシンで逃げ、タイムループに入り込んでしまった。

果たして主人公は、過去の自分に撃たれる未来から逃れることができるのか？

うーん、この結末はどうなんでしょう？
面白いといえば面白いけど、正直、困惑する結末でした。
好みが分かれそうな物語だと思います。