「DLマーケット」で書籍版を購入しました。電子書籍なら、こちらと「言い値書店」で手に入ります。
辰雄海波は、TVのドキュメンタリー番組を作るにあたって、高校時代の友人・阿佐間哉を呼び寄せた。
小さな温泉地の神社で年に一度行われる風宮の宵祭りにからめて、その場で二年前に起きた殺人事件を解こうと考え、阿佐間に名探偵役をしてもらおうと思ったのだ。
しかし、この企画のプロデューサーが勝手にもう一人の名探偵・斧上竜一郎をさがしてきたのだ。
引き立て役に回ろうとする阿佐間を止めることもできず、二つのチームに分かれて事件を解決することにした辰雄。
この温泉地に隠された秘密とは?
明確な殺人事件が目の前にあって、名探偵が犯人を追い詰めるという話ではありませんが、あちらこちらに散りばめられた謎をみんなが幸せになれるように解き明かすという意味では、阿佐間は名探偵だと思います。
そして、辰雄たちの高校時代のことも大ざっぱな真相は分かってきましたが、彼らには他の事件もありそうで気になります。
あと、ファンタジーもいいのですが、もっとミステリを書いていただきたいです。
斎藤さん、よろしくお願いいたします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます