現代っ子が体験！花のお江戸ぐらし

もぐらさんのコミックス『現代っ子が体験！花のお江戸ぐらし』を読みました。

大江戸テーマパークでアルバイトしている高校２年生の徳川葵が、同じテーマパークの上司らと共に
精神だけ江戸時代にタイムスリップする。

私の世代では、まだ水洗じゃないトイレもありましたが、
現代っ子には江戸の共同便所は別世界かもしれませんね。
でも、当時のヨーロッパと比べると衛生的だったようです。

他にも、生活サイクルや識字率など、江戸時代の生活の基本的なところが分かります。

参考文献に、石川英輔さんの名が多いので、読みたいのですがねー。
フィクションに追われております(^^;)

『はるひのの、はる』加納朋子

霊を見ることができるユウスケが小学校に上がる前、佐々良川のほとりにある広い原っぱ「はるひ野」で、一人の少女に出会った。

少女の名前ははるひ。
未来から来たという彼女は、過去に起きた事件を起こさないように動いているという。

佐々良シリーズ第三弾の今作は、事件が起きなくても本人の心にはもう一つの記憶として残っているという、不思議な物語になっています。

また、高校生のユウスケの前に現れた、はるひに瓜二つの少女・華。
でも彼女には、はるひとしての記憶はありません。

何とも不思議で、切なく優しい物語でした。

はるひのの、はる 価格：￥ 1,575（税込） 発売日：2013-06-27

はるひのの、はる

加納朋子さんの『はるひのの、はる』を読みました。

霊を見ることができるユウスケが小学校に上がる前、佐々良川のほとりにある広い原っぱ「はるひ野」で
一人の少女に出会った。

少女の名前ははるひ。
未来から来たという彼女は、過去に起きた事件を起こさないように動いているという。

佐々良シリーズ第三弾の今作は、事件が起きなくても本人の心にはもう一つの記憶として残っているという
不思議な物語になっています。

また、高校生のユウスケの前に現れた、はるひに瓜二つの少女・華。
でも彼女には、はるひとしての記憶はありません。

何とも不思議で、切なく優しい物語でした。

『ＧｅｎｅＭａｐｐｅｒ―ｆｕｌｌ ｂｕｉｌｄ―』藤井太洋

２０１６年にイネ赤錆病によって東アジア飢饉が引き起こされて以来、特別な遺伝子組み換え作物・蒸留作物が自然作物に代わって栽培されるようになった。

遺伝子デザイナーの林田は、Ｌ＆Ｂ社のエージェント黒川から自分が遺伝子設計した稲が遺伝子崩壊した可能性があるとの連絡を受け、原因究明にあたる。

現在のトゥルーネットにはない昔の稲の情報を得るために、インターネットをサルベージしてくれるハッカー・キタムラに会うことにした林田と黒川は、ホーチミンへと向かった。

過激な自然保護団体と悪質なマスコミを相手にしながら、未来にかける林田たち。

別に遺伝子組み換え作物擁護派ではなく、むしろ反対派なのですが、この物語の状況にあるならば、私は林田派でしょう。
色々と考えさせてくれる物語でした。

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA) 価格：￥ 735（税込） 発売日：2013-04-30

ＧｅｎｅＭａｐｐｅｒ―ｆｕｌｌ ｂｕｉｌｄ―

藤井太洋さんの『ＧｅｎｅＭａｐｐｅｒ―ｆｕｌｌ ｂｕｉｌｄ』を読みました。

２０１６年にイネ赤錆病によって東アジア飢饉が引き起こされて以来、特別な遺伝子組み換え作物・
蒸留作物が自然作物に代わって栽培されるようになった。

遺伝子デザイナーの林田は、Ｌ＆Ｂ社のエージェント黒川から自分が遺伝子設計した稲が遺伝子崩壊した
可能性があるとの連絡を受け、原因究明にあたる。

現在のトゥルーネットにはない昔の稲の情報を得るために、インターネットをサルベージしてくれるハッカー・
キタムラに会うことにした林田と黒川は、ホーチミンへと向かった。

過激な自然保護団体と悪質なマスコミを相手にしながら、未来にかける林田たち。

別に遺伝子組み換え作物擁護派ではなく、むしろ反対派なのですが、この物語の状況にあるならば、
私は林田派でしょう。
色々と考えさせてくれる物語でした。