台風が過ぎ去って青空が広がり気温も27℃まで上昇した福島ですが、米沢に向かうと栗子峠から先は雨降りでした。聞くところによれば朝から雨降りの米沢との事でした。久しぶりに全部員揃っての練習です。国体地区予選大会に向けて種目練習をしました。決められた人数と標準記録を突破していないと県大会に(県陸上競技選手権大会兼国体県予選会)出場は出来ません。一人でも多く県大会への出場を果たしたいと思います。東北大会が終了して部員はすこぶる元気なのですが、私の方が疲れ気味です。毎日往復80キロ以上の運転もありますが、大会期間中の緊張感が2・3日後に疲れとして出てくるのだと思います。今日の帰り道、栗子峠の入り口で交通事故を見ました。めちゃめちゃな車から人がタンカで運ばれて行くところでした。気持ちがシャキッとなりました。今日の練習後部員から「父の日」のプレゼント(素敵なシャツ)を頂きました。部員のみんな有難う。敬老の日だと少しショクがあったかも知れません。笑。明日も種目練習に取り組むつもりです。
一人の指導者が36年間連続でインタ―ハイ出場させている指導者は全国で何人いるだろう?。出場している選手の中に必ず地元(米沢市と置賜地区)出身者がいることも含めて、奇跡とも思えることを成し遂げている九里陸上。誰でも陸上競技の顧問になれば1度はインタ―ハイに出場したいと思うのが指導者の夢です。運よく全国で通用する優秀選手に巡り合えれば1・2度インタ―ハイ出場はありますが、顧問として10回くらいインタ―ハイに出場させればその方は優秀指導者です。全国でも同県内はもとより全国から優秀選手を集めて活躍している高校は駅伝を含めて数多あります。しかし、その中にでは優秀選手を駄目にしている数は見えません。自分の名誉だけが優先し、名もない選手を育てる事は不可能であると共に教える気もしないでしょう。どんな選手にも可能性はある、そこからスタートした「ビリ哲学」。それに賛同してくれているHBGの仲間の指導者達。礼儀・挨拶・服装・身だしなみ・言動の正しさ・芯の強さを求めながら人間性を高めて行く中で、陸上競技も強化されていくから不思議です。如何に古いやり方と言われようが正しいことは正しいのです。今時の子供には合わないと言われても、だらしがない姿を求めている親はいないはずです。東北大会の反省と言うよりはHBGの皆さんと再確認する意味で書きました。農家から頂いた地元産のサクランボ、原発問題の他に収穫期にヒョウが降り傷ついて売り物にならないものを沢山頂きました。美味しい。見かけだけではないものが世の中には沢山ある筈と言う事です。台風が去りました。今日の練習も頑張ります。