練馬区立美術館に 「グランヴィル-19世紀フランス幻想画」展 を見に行ってきました。
19世紀前半にフランスで活躍した画家、挿絵画家、グランヴィルの作品 (出版物) を、フランス文学者 鹿島茂氏のコレクションの中から紹介しているものです。
グランヴィルの名も、この展覧会の存在も、つい先日まで知らなかったのですが、出版に詳しい友人に聞かされ、興味を持ち早速行ってきました。
“動物戯画” に見られる当時の世相を風刺した版画や出版物の挿絵など、数多くの作品を大変興味深く観ることができました。
グランヴィルは、ラ・フォンテーヌの寓話の挿絵も描いていました。
ネットで前もって一部の絵を見て、どこかで見たことがあると思ったのは、昔この寓話集で見たからかもしれません。
練馬区立美術館は西武池袋線中村橋駅下車徒歩3分。グランヴィル展は今月10日まで。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/2010grandville.html