興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

雪の降り始めの景観

2015-12-18 | 散歩、時々旅

16、17日と、山形県に一泊で行ってきました。

高畠駅のホームで大きな赤鬼のお出迎え。 山形県高畠町は童話 「泣いた赤鬼」 の作者、浜田廣介の故郷です。

 

 



高畠駅外観。

少しメルヘンチックです。 童話作家出身の町であることを表現したのでしょうか。
駅舎は太陽館と名付けられ、中には温泉施設もあるユニークな駅です。


高畠は、わたしの父母の故郷でもあります。
今回の訪問は、亡父の実家での、従兄の葬儀に参列するためでした。

小さいころ、父母の実家(近くにある)にほぼ夏休みごとに来ていましたので、高畠には特別な思い入れがあります。

幼いころから知っている従兄姉たちにも、何(十)年かぶりで会いました。
小さいころの話なども出て、懐かしさがこみ上げてきました。

 

 

 

 

二日目はグッと寒くなり、あいにくの雨となりました。

山に雲が低く垂れ込めています。 天気予報では雨のち雪。

 

 

 

よく見ると、雲の下部がうっすらと白くなっています。 山の上のほうには、もう雪が降っているのでしょう。 

雪の降り始めの景観。 初めて見ました。

高畠は、去年は12月の初めから雪が降り始め、それが根雪になったそうです。今年はまだ雪が積もっていません。

 

 

 



帰路、高畠駅に入ってきた山形新幹線つばさ号。

 

 



新幹線の中から見た山形県、福島県の県境付近の景観。
雪でおおわれています。 まるで山水画のよう・・・。


新幹線だと山形東京間は二時間ほど。 山形は決して遠いところではなかったのです。

今回の山形行き、時空の隔たりを一挙に縮めてくれた旅でした。