庭で植えているズッキーニに、花が咲きました。
大きな花です。直径(長いところ)20センチはあるでしょうか。
ところで、ズッキーニというのは、調べてみるとカボチャの仲間なのですね。西洋カボチャの一品種で、和名を「つるなしカボチャ」という。
韓国語では、カボチャのことを 호박(ホバク)といいますが、この 호박 の中には、ズッキーニも含まれるようです。(小学館『朝鮮語辞典』)
韓国語でも、ズッキーニとカボチャは同じ言葉なのですね。
(より詳しくいうとカボチャは 늙은 호박。ズッキーニは 애 호박)
おもしろいのは韓国語の辞書を見ていると、호박꽃(ホバツコッ)(カボチャの花)には「不器量な女;ぶす;お多福」という意味があることです。(NAVER辞書)
ひどい言われようですねえ。
上の写真で見る通り、ズッキーニの花、なかなかキレイではありませんか。
鮮やかな黄色、おおらかに開いた花弁。レタスのようにやわらかい花は、むしろ食べてしまいたいくらい愛らしい。
なにが「ぶす」で「お多福」なのですか。
これは同じ庭に咲くバラ、フリージア。 ふくよかな、澄んだ美しさです。
これに悪口を浴びせる人は、おそらくいないでしょう。
いえ、これをズッキーニの花との比較で出したのではありません。
バラはバラ、ズッキーニはズッキーニです。
人はさまざま 花もまたさまざま
なのです。