興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

ズッキーニの花

2016-05-16 | 季節の移ろい

庭で植えているズッキーニに、花が咲きました。 

 

 

 

大きな花です。直径(長いところ)20センチはあるでしょうか。

ところで、ズッキーニというのは、調べてみるとカボチャの仲間なのですね。西洋カボチャの一品種で、和名を「つるなしカボチャ」という。

韓国語では、カボチャのことを 호박(ホバク)といいますが、この 호박 の中には、ズッキーニも含まれるようです。(小学館『朝鮮語辞典』)

韓国語でも、ズッキーニとカボチャは同じ言葉なのですね。
(より詳しくいうとカボチャは 늙은 호박。ズッキーニは 애 호박)

おもしろいのは韓国語の辞書を見ていると、호박꽃(ホバ(カボチャの花)には「不器量な女;ぶす;お多福」という意味があることです。(NAVER辞書)

ひどい言われようですねえ。

上の写真で見る通り、ズッキーニの花、なかなかキレイではありませんか。
鮮やかな黄色、おおらかに開いた花弁。レタスのようにやわらかい花は、むしろ食べてしまいたいくらい愛らしい。
なにが「ぶす」で「お多福」なのですか。

 

 

 

 

これは同じ庭に咲くバラ、フリージア。 ふくよかな、澄んだ美しさです。

これに悪口を浴びせる人は、おそらくいないでしょう。

いえ、これをズッキーニの花との比較で出したのではありません。
バラはバラ、ズッキーニはズッキーニです。

 人はさまざま 花もまたさまざま

なのです。