韓国映画「1987、ある闘いの真実」(原題:1987 When the Day Comes)を観てきました。
全斗煥大統領による軍事政権下にあった韓国で、1987年に起きた民主化闘争を、実話をもとに描いた映画です。
韓国で昨年(2017年)末に公開され、1か月余りで観客動員数700万人を超えた映画とのこと。
・・・1987年1月、民主化を求める学生運動に取り組み、警察の取り調べを受けていたソウル大生が、取り調べ中に亡くなった。
そして、これが過酷な取り調べによる拷問死であったことが、警察の懸命な隠蔽工作にもかかわらず明るみに出てしまう。
これをきっかけに、数か月後には全国民を巻き込んだ「民主化闘争」へと発展していった・・・
過酷な拷問シーンなどもあり、見ていてつらい映画でしたが、今、韓国社会にはこれを作る制作者の力があり、それを受け入れる圧倒的多数の国民がいる。韓国という国は、日本より国民の政治に対する意識が高いのではと、昨今の日本の政治状況を見ていて、思ってしまいます。
映画は新宿のシネマート新宿で、お昼の12時半からでした。その前に、池袋駅北口の「天丼ふじ」で昼食。
天丼800円、おしんこ100円。てんぷらは注文を受けてから揚げるので、熱々。エビのてんぷらもプリプリしていて、とても美味しかった。
天丼をゆっくり味わっていたせいで、シネマート新宿には開始ぎりぎりの5分前に到着。
この日は平日なのに意外に混んでいて、最前列の数席しか空いていませんでした。
これを見ると、日本人の ‘政治意識’ も、決して低くはないのかもしれません。