興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

とりあえず一歩

2019-09-18 | 随感・偶感・歳時感

このところぐっと涼しくなって、わたしにとっても早朝ウォーキングはずいぶん楽になった。
(上の写真は今朝5時過ぎ。明るくなるのがずいぶん遅くなってきました)

とはいえ、朝早くに歩き始めて5か月ほどになるのに、いまだに家を出るまでが億劫である。

エイヤッと気合をいれないと、最初の一歩がふみ出せない。
靴下をはきながらテレビなどを見ていると、アッというまに10分、15分が過ぎてしまう。

そこで最近は、「歩くのは10分でもいい。とりあえず一歩」と自分に言い聞かせ、家の外に出ることを心がけている。
顔など洗わない、ましてやひげなど剃らない。とりあえず外に出る。

この「とりあえず取りかかる」精神が、ものごとを成しとげるコツかもしれないなどと、いまさらながら思っている次第。

 

 


   

毎日歩いていると、同じ人が決まった時間に歩いたり、走ったりしているケースが多いのが分かる。

わたしのように健康のためかもしれない、あるいは鍛えるためかもしれない、それが習慣になっているのだ。
「習慣は第二の天性なり」「習うより慣れろ」「習い性となる」・・・ほんとうにそのとおり。それが力になっているのが見てとれる。

自分の好きなことを長く続けているというだけでなく、好きでないことでも何かを成しとげようと思ったら、「習慣作り」にも意志の力が必要なのであろう。