興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

若葉の季節がやってきた

2021-03-31 | 季節の移ろい

木々は花の季節から、新緑の季節に移ってきている。
歩いていると、ところどころに初々しくつややかな若葉を見かける。

上の写真の木は、何という木だろうか。(ネットの樹木図鑑で調べても分からなかった)
萌え出でたばかりのフレッシュな葉が、左右に広がり、浮き出て見える。

 

 

 

   

萌葱(もえぎ)色系の爽やかな緑だ。若葉の季節がやってきた。

 

 

 

    

こちらは土手の遊歩道から、墓園に入ってすぐのところにある登り道。

段々が72段あって、一気に登ると結構しんどい。足の筋肉を強く使うのが分かる。
ウオーキングコースにここを入れると、有酸素運動に加え、筋トレ効果も期待できそう。

 

 


 

左右の斜面に、木々が斜めに傾きながら生えていた。

傾いていても倒れない。地面に必死にしがみついているという風でもない。
「斜めだってヘッチャラだい」と言っているようにも見えるのは、根が地中にしっかりと張っているからだろう。

相田みつをのエッセイの一節を思い出した。

 根
  花は見えても
  根は見えない⋯⋯
  さりげない平凡な
  生活の中に
  底のふかい
  根張りのある人生を
  築いてゆきたい
      ―『雨の日には雨の中を 風に日には風の中を』(米田建築株式会社、昭和55年刊)より