興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

ナニワイバラとスズラン

2022-04-25 | 随感・偶感・歳時感

ことしも咲きました、わが家の庭に、ナニワイバラとスズランが。

過去の記事をふり返ってみると、この二つ、ほぼ毎年取り上げています。
記事内容も似たり寄ったり・・。

「またか」とおっしゃらず、本ブログの恒例記事としてお許しください。

ナニワイバラは去年だいぶ枝を刈り込んだのに、今年また、元気に花を咲かせました。

たくましいバラです。

 

 

 

   

花びらが、清廉潔白を絵にかいたような白。

ただ花の命は短く、花びらがすぐに散ってしまいます。

でもそれは潔さの証(あかし)。心にやましさがなくたくましい。その上に潔さもある。
わたしもそんな生き方、したいものです。

 

 

 

   

スズランはことしも庭のすみに。

こちらは、うつむき加減で控えめに咲く。

それはきっと、自分というものをしっかり持っているからでしょう。
他人の目を気にして、目立とう、目立とうとばかりしていると、こんな咲き方はできません。

 

 



     

よく見れば、鈴の形も愛らしい可憐な花。

 

 


     

さきほどは、ミツバチもやってきた。
すみっこに咲くからといって、孤独ではないのです。

蜂に蜜をあげ、自分は受粉を手伝ってもらう。自然のサイクルの中に、しっかり組み込まれているのですね。

わが家の庭の初夏のエース二つ、ご紹介しました。