ミョウオンザワハタザクラ(妙音沢旗桜)は、きのうの時点で満開を少し過ぎ、下部に葉が目立ってきた。
この桜は新座市の妙音沢緑地内に発見された新品種である。一つ一つの花の花弁数(花びらの数)が多いのが特徴。
したがって花にボリューム感があり、加えて色が真っ白で、木全体に花が咲きそろった姿は、なかなか見事である。
満開のピークを過ぎたとはいえ、まだまだ見ごたえがあった。
わきの解説板を読むと、普通の桜の花弁数は5枚ほどなのに対し、ミョウオンザワハタザクラは5~10枚という。
普通の桜と同じ花弁のほかに、雄しべが変化した旗のような形をした花弁ができるのだそうだ。
「旗桜」という名前はここから来ている。
上の写真は少しアップして撮ったもの。どれが旗の形かは分からなかったが、花びらの数が多いのは見てとれた。