興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

浅草でお目当ての天ぷらそば

2024-10-19 | 美酒・美味探訪

きのうは浅草に行ってきた。

目的は二つ。一つは蕎麦の「尾張屋支店」で「上天ぷらそば」を食べること。二つ目は七味の「やげん堀」で七味を買うことであった。

上の写真は尾張屋支店の上天ぷらそば(車海老)。

実は10年ほど前にここに来て、車海老でないエビの天ぷらそばを食べたのだが、ちょっと離れた席に上天ぷらそばを食べている人がいて、そのエビ天の大きさに驚愕したことがある。

エビ天2尾のしっぽが、どんぶりの外に、大きくとび出していたからだ。

覚えていないが、あとで店の人にそっと聞いたのか、メニューを見て車海老と察したのか・・・。

それ以来、いずれ再び来て今度はどんぶりから大きくとび出したほうを食うぞ、と心に誓ったのだ。(大げさなんだよ)

今回10年ぶりに来て、そのリベンジを果たした、というわけだ。

車海老の上天ぷらそばは、たしかに美味しゅうございました。でも、高かったなあ、わたしにとっては。(税込み3,400円)

 

 

 

   

やげん堀の七味唐辛子。

店名の入った朱色の缶(中央)と中味(七味20g)の入ったアルミ袋(左)(税込み1,310円)

商品説明の小さい紙を見ると、アルミ袋にはチャックがあり、缶に少しずつ移し替え、残りはチャックをプチッと閉め、冷蔵または冷凍しておくといいと書いてあった。
こうすると香りと風味が長くもつのだ。

 

 



   

実はやげん堀の七味は、以前池袋のデパートでも見つけたのだが、袋に入ったものだけで缶入りのものがなかった。

そこで今回、浅草のやげん堀新仲見世本店(すぐ上の写真)に、缶も含めて買いに来たというわけだ。

ところで、やげん堀の七味は、京都の「七味家」の七味、長野の「八幡屋礒五郎」の七味とともに「日本の三大七味」といわれている。

八幡屋礒五郎のは関東のわが家の近くのスーパーにもあり、ふだんそれを使っているので、次は京都・七味家の七味を入手し、 ‘日本三大七味制覇’ といこうか、と思っている。

味や風味を比較してみるのも一興である。

 

 

 

   

浅草は人でいっぱいだった。団体で来ている外国人観光客が多いのが見てとれた。
仲見世通りなど混んで、速足では歩けないくらいだった。

浅草は、外国からの旅行客にとっては、日本の人気観光スポットである。外国人が多いのは、円安の影響もあるのだろう。

尾張屋支店では、外国人らしき人は見かけなかった。各国の東京旅行案内書には、まだ載ってないのかもしれない。