韓国・朝鮮人が隣にいる環境、いわゆるこてこての大阪ともステロタイプなアジア的混沌とも違う大阪のイメージが出た。キリスト教が入っているのも自然に溶け込んでいる。
金塊をしまっている金庫室のあるビルといっても、ビルそのものが古いし(古めかしい感じがセットでも出ていた)警備もゆるい。だからハードルが低くてつまらないかというと手が届きそうな範囲な分おもしろい。
全体に粘っこい感じで見ている間はイラつくところもあるが、後で思い返してみると重量感につながっている。
ただクライマックスの真相がわかるところは話がつくりすぎたように映る。ああそうだったのかと腑に落ちるための伏線が不足しているのでは。
ほとんどオール男性キャストで本来イケメン揃い、それがことごとく女受けを狙わない男くささを出す。
アメリカ映画だったら家族を殺されたら復讐するというのがほとんど敵をぶち殺して回るためのお約束になっているが(もちろん敵にも家族がいるということはスルーされる)、かえって身軽になったとぬかすのがこの映画の男の感覚。
(☆☆☆★★)
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「危険なメソッド」クリストファー・ハンプトン抜きで論するのは危険ではないか goo.gl/9AVx0
ちなみに、ノーベル賞って毎年候補作が200人前後いるんだってよ。いくら速読しても、小難しい純文学だぜ、きっちり読みこなしているかあやしいもんだ。だから、専門家の意見と政治的判断できまっちゃうんだ、と言われるらしい。
世界中のノーベル賞圏にいる華人作家がマルクヴィスト氏に親交をもとめ、翻訳を依頼するのは周知の事実。アカデミー唯一の中国文学専門家なんだから。何をいまさら。高健作品も翻訳しているし、親交あるじゃん。ノーベル賞選考委員、実は莫言氏の友人 t.asahi.com/8o90
番組というのか知らないが、あさま山荘事件の中継 死体が掘り出されるところまで写ったらしいがその後封印 #今の若者は知らないテレビ番組 新聞に三島由紀夫の介錯された生首の写真が載ったらしい
「ゲバゲバ90分のテーマ」が先日発表された印税を稼いだ曲の10位に入っていたけれど、のどごし生のCMに使われたことが大きいらしい。この番組の曲だってことは、実は知らなかった。#今の若者は知らないテレビ番組
新八犬伝 #今の若者は知らないテレビ番組 辻村ジュサブローの人形デザインが圧巻。特に玉梓が好きでした。声を担当していた声優の阿部寿美子さんが映画評論家の深沢哲也夫人だと今調べていて初めて知った。
ザ・ベストテン ザ・トップテン #今の若者は知らないテレビ番組 オリコンのトップテンも形骸化してますなあ、ビルボードもそうかもしれない。
石上三登志氏の文章でいうと、やはりペキンパー論が印象深い。理路整然とし過ぎていて、微妙な反発も覚えたくらい。
タルコフスキーの「ストーカー」や「ゴジラ」批判などむっとしながら読み、どう言い返したらいいのかと見直したり考え直したりした。