prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
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仲代達矢の日本映画遺産~新たな挑戦~ 第2回

2017年04月04日 | 映画
仲代が再訪した京都で、集合住宅前の跡地の碑とスーパー前の大魔神の像(小さっ)が辛うじて大映京都撮影所の名残りをとどめている。

「人斬り」を撮影した坂道というのも残っている。
勝新に連れられて行ったすっぽん料理屋など40年前の来店もよく覚えている。

小料理屋で三島「あんたの最近の小説(「豊穣の海」)はおもしろくない」と面と向かって言った女将というのが登場。

仲代はもう上手く演ろうと思わない、と語る。今の境地にして言える言葉かと思う。

「地獄変」で火炙りになる内藤洋子をぎりぎりまで撮っていた、芸術至上主義といえばいいけれど、イヤな爺でね、って名前出していないけれど、監督の豊田四郎のことだろうなあ。

三島由紀夫になんでボディビルをしているのか訊いたら、「ぼくは切腹して死ぬんだと思うんだよ、その時に脂が出るとまずいだろ」と答えて、その一年後に市ヶ谷で割腹したという。

かなりの程度、時代劇は京都という場があったから作られたのだろうなと思う。



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4月3日(月)のつぶやき

2017年04月04日 | Weblog