prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

お題「イースターグッズは買いますか?」

2017年04月15日 | Weblog
ハロウィンを知ったのはピーナッツ(スヌーピーやチャーリー・ブラウン)。イースターを知ったのもピーナッツ。
そこではハロウィンというとかぼちゃ大王とお菓子をくれないといたずらするぞ、イースターはスヌーピーが踊りながら配る卵だった。

ハロウィンはすっかり定着したのには仮装というのが加わったのが大きいと思うのだけれど、イースターというと卵だけだと弱いですね。お菓子の卵とかいろいろ工夫してはいるけれど。
イースター島にこじつけてトカゲでも飼いますか。

あと同じ時期にせっかくお釈迦様の誕生日である花祭りをやっているのに、こちらはおよそ盛り上がりません。
漫画の「OL進化論」に「花祭りが今一つ盛り上がらないのは、食べ物とタッグを組んでないからだと思うんだ」「甘茶だけじゃきついわね」なんてやりとりがあったけれど、およそPRしようという意欲が感じられない。せっかく可愛い男の子を行列に出したりするのだから、いくらもショーアップできると思うのだが、してほしいかというと別に感心はない。

そのうち感謝祭、サンクスギビングも日本に持ち込むのではないか。あれは北米の移民の最初の収穫に感謝する祭りなのだから、本来アメリカ・カナダに限った祭りではあるけれど、なあに商売のためなら関係ありません。
七面鳥という新しい食材を売る口実にもなることだし。

あ、そうだ。イースターグッズを買いますかって、買いません。



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「バーフバリ 伝説誕生」

2017年04月15日 | 映画
冒頭の滝の映像からあまりのスケールのでかさに度肝を抜かれる。英雄の運命を背負った主人公がその滝を登っていく映像もバーフバリ役のプラバースがどこまで自分でやっているのか、スタントなのか、デジタル処理なのか、ともかく全部交えてひたすら巨大な表現を目指す。技術も資本もすでに世界のトップを走っているのがありありとわかる。

一方でなんかの冗談かと思うような超オーバーな表現、濃ゆい顔はマサラムービーそのまんま、というか思いきりパワーアップ。
踊りのシーンは当然あるとして、かなりきわどくなっている。

CGも使うにせよ大群衆を相当本当に集めた戦闘シーンも、大力を発揮すると人間がぽんぽん飛ぶといった表現を交えて、思考回路がどこか全然違うとしか思えず、もう唖然呆然となるしかない。

敵役のラーナー・ダッグバーティが三船敏郎を二回り大きくして筋骨隆々にしたみたいな容貌なのがなんかおかしかった。

新宿ピカデリーの絶叫上映は満席で大盛り上がり、というか自然に声が出るし、どこで出せばいいか自然にわかる作りなのね。鞍馬天狗の時代は日本もそうだったはずなのだが。
それにしても、みなさんどこでどうやっておもしろい映画の匂いを嗅ぎ付けるのか。

エンドタイトルがまた長いのだけれど(インドの地方によって違う言語に応じた声の出演者がそれぞれ出ていたみたい)、途中で音楽が途切れてしまう妙な雑さがインドらしいというか。そこを手拍子と「バーフバリ」コールがえんえん埋めていた。
(☆☆☆☆)

バーフバリ 伝説誕生 公式ホームページ

バーフバリ 伝説誕生|映画情報のぴあ映画生活

映画『バーフバリ 伝説誕生』 - シネマトゥデイ



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4月14日(金)のつぶやき

2017年04月15日 | Weblog