岩井俊二の「ラストレター」の中国版、というよりこちらの方が先(2018年)に製作されたのであって日本映画の方がリメイクということになる。
まず韓国で岩井がぺ・ドゥナ主演で撮った短編「チャンオクへの手神」が原作としてあって、その長編版を中国で撮るというのが先行してピーター・チャンのプロデュースで実現したのだという。
英語版タイトルはLast Letter。
まず韓国で岩井がぺ・ドゥナ主演で撮った短編「チャンオクへの手神」が原作としてあって、その長編版を中国で撮るというのが先行してピーター・チャンのプロデュースで実現したのだという。
英語版タイトルはLast Letter。
アジアを横断して同じ物語がさまざまに背景を変えて変奏されているということだろう。
マーケットの大きさからすればもちろん中国の方がはるかに大きいわけだが、どれくらいの成績を収めたのだろう。
ストーリーは当然だがほぼ一緒。
ただ過去のシーンの設定が1988年で中国では現代のシーンとの落差が日本よりはるかに大きくなる。
古ぶるしい質感の建物や道が映画的には画の情緒に貢献している。
ストーリーは当然だがほぼ一緒。
ただ過去のシーンの設定が1988年で中国では現代のシーンとの落差が日本よりはるかに大きくなる。
古ぶるしい質感の建物や道が映画的には画の情緒に貢献している。
良くも悪くも日本は過去も現在も俳優も含めて同じようにつるつるぴかぴか。