映画だから描ける映画音楽のすばらしさ。
映画を見ている時の観客の視点は自分で勝手に動かしているようで実は操作されているという指摘。
20世紀フォックスの会社ロゴにかかるファンファーレがサミュエル・ゴールドウインに却下されてダリル・F・ザナックに採用されたものだという話。
実際の映画の抜粋とと共に音楽が流れて、時代の変遷に従ってどれだけ音楽が変化してきたかよくわかる。
音楽が映える映画の抜粋というのは、ほぼ全部さわりというかサビの部分だからそこだけ見ても感動したりする。
効果音やセリフと音楽とどうシーンによって配分を変えバランスをとるかといった作業も見てみたくなった。
ディズニーの製作担当がビジネスの複雑さがコストを押し上げているとぼやく。
あちらは予算が潤沢だから余裕あるかといったら全然そんなことないらしい。