マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ハリーポッターと炎のゴブレット

2005年12月05日 | 映画
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「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を観て来た。
出演者の成長には目を見張る。
これくらいの年頃の子供は1年の間に
驚くほど成長するものだと改めて実感した。

一作目の「ハリーポッターと賢者の石」の時は
とても幼かったのに
今回の「ハリーポッターと炎のゴブレット」の三人は
少年・少女から微妙な年頃に成長していた。
魔法のほうきに乗って空を飛ぶシーンは大好きだが
一作目の記憶が印象的だっただけに
ハリー・ポッターが大きくなり過ぎてほうきから落っこちるのでは?
・・・・と心配した。(笑)

今回はサスペンスタッチで描かれていた。
真の悪魔がハリーの命を狙うというサスペンスの部分。
悪魔は目的のためには手段を選ばなかった。

壮大なセットも見ごたえがあったし
白熱する三大魔法学校対抗試合や
悲喜こもごものクリスマス舞踏会もハイライトだった。

舞踏会ではハーマイオニーが驚くほどの可愛い女に変身。
15歳で「ハリー・ポッターと賢者の石」でデビューした時から
彼女の成長が一番著しい。

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三大魔法学校の結束をはかろうと
校長は対抗試合の開催を決める。
そして1年間学びと生活を共にすることになった。
魔法界が団結して迫り来る13年前に姿を消した
ヴォールデモートの復活を阻止しようと。

境遇の違う者同士が共存することを学ぶという今回のテーマ。
人間は中身が素晴らしければ
出身や身分の違いは問題ではないということをここでは学ぶ。

その対抗試合にハリー・ポッターが選ばれる。
選ばれた他の生徒は実力者ばかりなのに対して
ヒーローっぽくないところがハリーのいいところ。
勇敢で無敵のスーパーマンじゃないところに親近感を感じる。
きっと子供たちはそんな優等生じゃないハリー好きなのかもしれない。

危険を伴うことから100年以上も開催を見送られていた
三大魔法学校の対抗試合。
このトーナメントでは炎のゴブレットによって選ばれた選手たちが
優勝杯を目指して魔術の力量を競い合う。
実力と杖だけを頼りに3つの課題をクリアしなければいけない。
ひとつの課題をクリアすると次の課題へのヒントが与えられる。
ここでも子供たちに困難に打ち勝っていくことを学ばせているように思った。

さてさて・・・
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は過去にない面白さだという前評判。
前評判通りの手に汗握る2時間30分だった。
内容はあまり詳しく書かないでおく。
これは観てのお楽しみということで・・・・。

いつまで続く世界のハリー・ポッター熱。
このまま彼らの成長を止めてしまいたいと思う。
これ以上成長すれば
もう魔法のほうきに乗って空を自由自在に飛ぶシーンに無理が生じる。
馴染んだハリーたちの役者が変わるのも何とも哀しいことだ。

観終わった後にいつも爽やかな気持ちにさせてくれる映画だ。

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