マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

愛猫・まいの病気

2006年08月18日 | 猫・にゃんこ
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まいがうちの子になって1ヶ月半が過ぎました。
今ではすっかり我が家のアイドルです。
長い間、公園でノラちゃんをしていただけに
この子はとても理解力のある子です。

まいは一度叱ると二度と同じことをしません。
「NO」に対しては、その教えを忠実に守ってくれます。
そしてまいは可愛がられ方、甘え方をよく知っている子です。

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そうしてまいは
私たち人間の心を次第に虜にしていきました。
私たちはリリーや梅に気兼ねしながら
まいをとても可愛がりながら今日まで育てて来ました。

うちに来た時の体重は2500グラム。
姉妹のうちで一番よく食べるのに、一向に体重が増えません。
まいはうちに来た時、避妊の手術も予防接種も済ませていました。
動物愛護の人たちが、すべてを完了させて里親を探していたのです。
ですから病院へは行かなくてよかったので今日まで行きませんでした。

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体重が増えないのが少し気になるし
今日は獣医さんにまいを紹介したいと思い行きました。
体にノミはいないか、耳掃除や爪切りもと・・・・
健康診断のつもりでいつもの動物病院へ行きました。

これから先生にはお世話になるから
「まい、きちんとご挨拶してね」そんなノリで診察台へ載せました。
リリーや梅と一緒で、まいも診察台は大嫌い。
怯えてブルブル震えています。

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「まい、怖くないよ」と言いながら体重を測ってくれて
聴診器で心臓の音とか診てもらいました。
そしてそこで重大なことがわかりました。

まいは「乳腺腫瘍」だと診断されました。
猫の乳腺腫瘍は80パーセントが悪性で、転移することが多く
肺に転移すると3ヶ月だと言われました。

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まいはお乳のところが少ししこりのようになっていましたが
それはまいが痩せっぽちだから
お乳に触るのだと思っていました。
ご飯をいっぱい食べているからすぐに太って
リリー姉ちゃんや梅姉ちゃんみたいにお腹がぽっちゃりなって
きっとわからなくなるよ・・・って、そんな単純なことを思っていました。

そのしこりが「乳腺腫瘍」とのこと。
今日はレントゲンも撮ってもらいました。
今のところ、肺への転移は認められませんでした。
でもこれから先は否定出来ないと言われました。

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良性の乳腺腫瘍かもしれないし
良性だとしたら外科的手術、悪性なら手の施しようはないと。
いずれにしても細胞を調べてみないとわからないとのこと。

ここの獣医さんとはもう長いお付き合いです。
先生は「どうするのがこの子のために一番いいのか考えてみる」と
言ってくださいました。

先生へのご挨拶を兼ねて
体重が増えないから定期健診のつもりで夕方行った病院で
「80パーセントが悪性だと言われる乳腺腫瘍」と診断されての帰り道
もう頭の中は真っ白でした。

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悪性だとしたらいずれ癌が皮膚を侵食して
お腹の皮が破れるらしいです。
その前に肺に転移して、死んでしまうとのこと。

これからまいはどうなるのかわかりません。
元気に長生きしてくれるのか、腫瘍に負けてしまうのか。
切なくて、切なくて、涙がこみ上げてきます。
そんなこととを知らないまいは、病院へ連れて行った私との絶交も
解いてくれて、また私に甘えてきます。
可愛くて切なくて鳴き方までも今日は儚げです。

どうか神さま、まいの腫瘍が良性のものであり
これからも元気でうちの子として暮らせますようにお守りください。



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