マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ベンジャミン・バトン=数奇な人生

2009年02月19日 | 映画
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今日のフォト。
午前10時05分。


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今日のフォトNO.2
午前10時9分。 スタンバイOK


友人にデパートの従業員・家族販売の入場券をいただいて
行って来ました。


一般客の来店をクローズしての特別販売は
通常価格の15%~20% OFF


ずいぶんお得なお買い物をしたけれど、疲れたにゃん。
完全に自爆しました。(笑)


                 


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今月観た映画の中から・・・
「ベンジャミン・バトン=数奇な人生」


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舞台は、1918年のニューオーリンズ。


第一次世界大戦も終わり、お祭りムードに包まれる中
ある裕福な家庭に男の子が誕生した。


けれどその赤ん坊は80歳の老人と見間違うほど、奇異な容貌をしていた。
ショックを受けた父親は、赤ん坊を老人養護施設の前に置き去りにしてしまう。


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老人養護施設を営む黒人女性・クイニーに拾われた赤ん坊は
「ベンジャミン」と、名付けられました。


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ベンジャミンは、80歳の肉体で生まれ、年を取るごとに若返って行きました。


肉体は逆であっても、精神は普通に
赤ん坊から、幼年期、少年期、青年期、壮年期、老年期と進んでいきました。


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やがて少年期を迎えたベンジャミンは
老人施設の入居者の孫娘・デイジーに出会う。


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ふたりはすぐに心を通わせ、ベンジャミンは自分の秘密を打ち明けます。
デイジーはそのことを深く理解します。


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お互い求め合いながらも・・・
別々の時の流れの中で生きなければならない2人。


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出会った時から、お互いを運命の人と感じながら、時間が過ぎて
やがてお互いの年齢が、少しずつ少しずつ近づいていった。


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やっとほぼ同じ年代となった2人は
お互いを慈しむように、強く優しく愛し合い、結ばれる。


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けれど2人は気づいていた。
やがてまた時間が2人を引き離してしまうだろうことを。


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お互いの時間が逆に進んでいることを。
だからベンジャミンは、出会う人、出会う人を大切に生きてきた。



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第81回アカデミー賞で、13部門にノミネート。


F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をもとに
「セブン」、「ファイト・クラブ」の監督、デヴィッド・フィンチャーが
再びブラッド・ピットと組んで映画化。


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老人の体で生まれ、徐々に若返っていく
ベンジャミン・バトンを演じるブラッド・ピットは、CGと特殊メイクを駆使して
80代~10代までのベンジャミンを見事に演じていました。


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そしてラストシーンでの、どんどん若返るベンジャミンに
無償の愛をそそぐデイジーの姿には、ウルウルさせられます。


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私たちの人生は、いつ終わるかわからない。
80歳まで生きられるのか、60歳までなのか、40歳までなのか。


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80歳からゼロ歳までの逆戻りする人生は、1本のローソクの炎のよう。
ローソクがゼロ歳で消えることを、自ら知りながら生きる。


肉体と精神が逆に進みながら、数奇な人生を生きて来たのだと思うと
若返ることを喜ぶ前に、切なくなる。


上映時間 2時間55分。
かなりの長さであるが、永遠の男前(ブラッド・ピット)の
変身ぶりに目を奪われ、決して退屈することはない。


                 


本日最終、23時30分。
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昨日は、26位だったのに、今日は5ポイントも上昇。
メチャクチャ嬉しいです。 本当にありがとうございました。


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