マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

余命

2009年02月26日 | 映画
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今日の1枚。
天王寺Hoop  エントランスホール。


PM 5:00
街は若いカップルが多すぎる。(笑)


                 


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今月観た映画の中から・・・・ 「余命」
ベストセラー作家、谷村志穂の小説を映画化したものです。


百田 滴(しずく・松雪泰子)は、大学病院に勤める38歳の外科医。
結婚10年目にして、待望の赤ちゃんが授かる。


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滴(松雪泰子)は、10年前に乳がんを患い
右胸を全摘出手術をしていた。


以来、子供が欲しいと思いながらも諦めていた。


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妊娠して、幸せのさなかにいる時、滴は自分の右胸の異変に気づく。
赤い斑点が見られた。


検査の結果、10年前に患った炎症性乳がんの再発だった。
炎症性再発には、完治の見込みはない。


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出産か、治療か、究極の選択を迫られる。
治療をせずに子供を産むか、子供を諦めて治療に専念するか。


子供を産めば、治療が遅れる分、余命が短くなる。
子供を諦めて、余命が伸びても、いずれは死を迎えることになる。


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子供の将来、子供の責任を全て夫に託すことになる。
映画の中で、滴(松雪泰子)が、夫(椎名桔平)に語りかける言葉がある。


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「盗まれた時間は、きっとあの子が取り戻してくれるわ・・・ だから、大丈夫よ」


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想像を絶する葛藤、挫折、そして決心。
女医、妻、女、そして芽生えた母性。


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子供の命か、自分の余命か。
外科医ゆえ、自分の病気を知り尽くしたヒロインが切ない。


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女性の妊娠、出産、そして乳がん。


ディープな題材を喜びと悲しみを同居させながら演じる
松雪泰子の好演に、涙をそそる。


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奄美での映像にも心魅かれる。
青い空、白い砂、エメラルド色の海。


夕陽が沈むシーンにも、命の終わりと
受け継がれてゆく、もうひとつの命の尊さを深く感じる。


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ラストシーンの松雪泰子は、かつらをかぶり、ほぼノーメイク。


シナリオでは、「聖母のような微笑み」とあったそうだが
それを完璧に演じた、清楚で美しい演技が光る。


上映時間 131分。
命の尊さを真剣に、見つめなおす131分である。


                 


本日最終、23時30分。
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何とかトロフィー確保。  トロフィー落とさないようにがんばろう。


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