今日のフォト。
1995年1月17日、午前5時46分。
この時から、人生の時計を止められた人たちがいる。
「黙祷」から始まる朝が静かに明けてゆき、東の空が明るくなった。
失われたものへの鎮魂の祈りは、被災地のあちらこちらで、今日一日続いた。
今日の1曲。
「しあわせ運べるように」 (阪神大震災応援歌)
1995年1月17日、午前5時46分。
この日この時間、悪魔が神戸の街を呑みこんだ。
震災から18年。
被災者や遺族にとって、重い18年だっただろう。
マグニチュード7.3
犠牲者(死者 )6434名、 行方不明者 3名、
負傷者 43792名6434名の他にも震災を遠因として、多くの方が亡くなられました。
家屋の全半壊 25万棟。(約46万世帯)
避難人数30万名以上
被害総額10兆円規模
18年経って、街は復興したけれど・・・
何年経っても、遺族らの心の傷は、癒えることはない。
午前5時46分。
黙祷を捧げ、思い思いに手を合わせ、鎮魂の祈りをする。
18年前の今日、ライフラインが完全に断ち切られ
家もなく、着るものもなく、冬の寒空に凍えながら必死で生き残った人々。
そんな中で、食糧や救援物資の配布。
医師や看護婦や、救急隊員の懸命の救助。
そしてボランティア活動の人たちの支えは、大きな勇気を与えた。
私たちは・・・ 震災のことを・・・ 永遠に・・・
語り継いで・・・ ゆかなければ・・・ いけない・・・。
6434人の命の炎を 決して忘れてはいけない。
止まった時計は・・・もう二度と、時を刻むことはない。
けれど生きている私たちが、愛する人たちの分も、時を刻んでゆこう。
命を大切に、生きてゆこう。
そして今、神戸から東北へ、復興への思いを届けたい。
命、絆、希望・・・ 共に歩む。
神戸が・・・日本中が・・・、東北に向けて、祈りを捧げている。
夢を捨てないで、立ち止まらないで、歩いてください。
犠牲者の方のご冥福を 心からお祈りいたします。(合掌)