マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

好きやねん 大阪弁

2006年04月15日 | 私の想い
ネットを始めるまで私の友人関係はほぼ近畿圏に限られていました。
それがHPを持つと全国の人とお話する機会に恵まれます。

北海道の人とお会いしたこともあります。
九州の人とお会いしたこともあります。
関東圏に住む人にお会いしたこともあります。

もちろん私はどこへ行っても誰と会っても「大阪弁」で話します。
「好きやねん。大阪弁が」

Asahiyukan060415

これは14日の夕刊に載っていた記事です。
大阪研究家の前垣和義さんの著書
「ほな!!ぼちぼちいこか大阪弁」によると
東京の中高生が最も好きな大阪弁は
「なんでやねん」らしい。

それはテレビの影響で明石家さんまやダウンタウンの
使用方法を学習した結果で
「どうして?」と言うより「なんでやねん」の方がインパクトがあるらしい。

私も他府県の友人とメールしていて
それがRe. Re. Re. Re. Re.と白熱してくると大阪弁が出てきます。
気心が知れてくると、ついつい大阪弁になります。

「あかん!あかん!」
「けったいなこと、言わんとって」
「どないしたん、 そんなんかまへんかまへん」
「ちゃうちゃう、ええかげんにしいや」
「なんでやねん、なんのこっちゃわからん」
「やいやい言うから、ややこしなるねん」
「かなんなぁ・・・もうけたくそわるいわ」
「いちびってやんと、もいっぺんしたらええねん」
「ぼちぼちいったら、あんじょうでける」
「ほんまに、いらちやな」

東京と大阪は文化も精神も違います。
大きな買い物をする時、必ず「なんぼ負けてくれる?」と訊く。
ダメだとわかっていても「また兄ちゃんとこで買うがなぁ・・・」
そんな見え透いたことを言います。
悪びれず、真顔で、人懐っこく、堂々と。

東京は高く買ったことを自慢すれば、大阪は安く買ったことが自慢。
常に東京に憧憬を抱きながらも
絶対にそのスタンツを崩すことはありません。

明石家さんまやダウンタウンやジャズシンガーの綾戸智絵は
公共の電波やステージでも大阪弁でしゃべります。

「ナンバー2」の大阪は根底では決して東京には嫉妬しません。
いつも東京を認めた上で、大阪の独特のインパクトを愛しています。
それが関西人。

14日夕刊の写真の若い女の子が持っている
「なんでやねん」は携帯のストラップと男性のトランクス。
白文字で「なんでやねん」とくっきり文字が入った黒トランクスは
「なにわ男の勝負下着」だとか。

東京の男性はこんなトランクスは絶対に履かないでしょう。

大阪は男も女もこのトランクスを理解できる精神を持っています。
「なんでやねん!」 ・・・・・(笑)

我が家はコテコテの大阪弁でしゃべる愉快な家族。
大阪が大好き。 家族もみんな大阪が大好きです。

自分の住むところが一番好きだと言える人生は
ある意味幸せなことかもしれません。
海外へ行っても私は堂々と胸を張ってこう言います。 
「From Osaka」

永遠に東京を越えられない「ナンバー2」の場所が
私たち関西人には居心地がいいのです。



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友人との一日

2006年04月14日 | お出かけ
さて・・・
昨日の造幣局の桜の通り抜けのお話のつづきです。
私はかつては「お楽しみ会の達人」と呼ばれたほど
イベントが好きで、計画が好きで、よく企画しては
友人たちとお出かけしたものです。
今ではすっかりものぐさになってしまったけれど・・・。

そんな私ですから今回の友人の来阪は私のホームグランドでのイベント。
やっぱりがんばっちゃうのですよね。

Sakurameguri3

11時に造幣局を出た私たちは次に向かうのは大阪城。
今度は桜の名所の大阪城へと気持ちが逸ります。

造幣局から大阪城への行き方は地下鉄や環状線と色々です。
でもお楽しみ会の達人はここで一工夫考えるのですよね。
ゲストがスペシャルなら余計にがんばります。

Sakurameguri1

帝国ホテル前から水上バスに乗って
大川をクルージングしながら大阪城へ行きましょう。
OAP港から大阪城港まで
水上バスのアクアライナーで20分です。
桜の季節になると
大川の桜を観ながらクルージングする船はたくさん出ています。
いわゆる「桜クールズ」です。

Sakurameguri2

大川のクルージングは1周すれば1時間。
大川沿いには約5000本の桜が咲き誇ります。
大川沿いの花見は
東京・隅田川堤と並び称せられるほど歴史があります。

私たちはOAP港から大阪城港までの20分を楽しみました。
短時間でもこのコースのクルーズは、桜之宮公園辺りや
太閤園、大阪市長公館、川崎橋辺りの桜がみごとでした。
20分のクルーズで大川の桜の素晴らしさを堪能しました。

Sakurameguri4

大阪城公園に着きました。
ランチはホテルニューオータニの最上階で。
ここのレストランからの眺めは最高です。
手前の平たい建物が大阪城ホールです。
その向こうに大阪城があんなに小さく見えます。
夜には大阪城がライトアップされ、大阪の夜景が一望できます。

Sakurameguri6

このレストランで4月15日までの期間限定の
「太閤弁当」をご馳走しました。
どのレストランもお花見ランチでいっぱいです。
高級ホテルでも
ランチタイムはリーズナブルなお値段で食べられます。

桜花のようにしつらえたちらし寿司をアレンジしたお重に
お造りや煮物や焼き物やお吸い物まで。
後からは冷たいデザートまでついてきました。

友人は「美味しい、美味しい」と言って食べてくれました。

Sakurameguri5

それから大阪城公園で開催されている
「花・彩・祭おおさか2006」へ行きました。
これは5月28日まで開催されている
100万株の花でもてなしてくれるイベントです。
広い大阪城公園内にたくさんの花がいっぱいでした。

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土曜日に西の丸庭園の夜桜見物に来た時
ソメイヨシノは満開でした。
けれど月曜・火曜日と一日中降り続いた雨で
ずいぶん花びらが散っていました。
この写真は西の丸庭園からの「大阪城と桜」です。
まだ友人を満足させられるだけの桜が咲いていました。

西の丸庭園には他にも季節の花がいっぱいでした。
春爛漫の大阪です。

Sakurameguri7

帰るにはまだ少し早い時間です。
今度は友人を「ミナミ」へ案内しました。
ここは難波のど真ん中、道頓堀の「ひっかけ橋」です。
グリコの看板のある橋です。
今は老朽化した橋の付け替え工事のため仮の橋が付いています。

Sakurameguri8

道頓堀にはたくさんの飲食店が並んでいます。

かに道楽本店。
お好み焼きのぼてぢゅう。
ふぐのづぼらや。
がんこ寿司。
金龍ラーメン。

すべて大阪の老舗です。

Sakurameguri9

それにここは「大阪めいぶつ・くいだおれ」があります。
くいだおれ太郎ちゃんの人形はあまりにも有名です。
この太郎ちゃんと写真を撮る観光客は年々増えています。
阪神タイガース優勝の時には
道頓堀川に投げ込まれる覚悟を決める太郎ちゃんです。

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夜の街・宗右衛門町です。
バブルの頃には毎晩ここで
どれだけの人がどれだけのお金を落としていったことでしょう。
今でも面白いお店がいっぱいです。

この辺りに来ると少し雨が降り出しました。
でもお天気も長持ちしてくれました。
そして私たちに花曇りの一日をプレゼントしてくれました。

心斎橋でお茶して、新大阪でディナーして・・・
おしゃべりは尽きません。
けれどいよいよ名残惜しいお別れです。

「今度は秋に京都で・・・・」

そう言って友人は新幹線のホームへと。

楽しい一日が終わりました。
造幣局の桜に感動し、大阪城西の丸庭園の桜に満足し
ミナミを歩いて大阪にいることを実感し、帰って行きました。

私にとっても思い出に残る一日でした。








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大阪造幣局・桜の通り抜け

2006年04月13日 | イベント・行事
東海に住む写真仲間の友人と今年も春の撮影会をしました。
毎年春と秋の2回、京都で桜と紅葉を撮っています。

Torinuke4

今年は大阪造幣局の桜の通り抜けに来たいとのこと。
私のホームグランドに来阪とあれば、俄然張り切る私。
今日、造幣局の桜の通り抜けにご案内しました。

9時過ぎに新大阪に到着した友人を出迎えました。
造幣局に着くと門前では長蛇の列を作り
観桜者たちは午前10時の開門を待っていました。
この様子は毎年変りません。

Torinuke1

造幣局は約560メートルの通路沿いに
123種類、363本の桜が咲き誇っています。
大半が遅咲きの八重桜で
その美しさは例えようがないほどです。
この通り抜けは私の浪速自慢のひとつでもあります。

Torinuke6

初めて観る友人の感動は一入で
その様子に私も大満足でした。

造幣局の桜は、みんなに親しみを持ってもらおうと
1本1本に名前がついています。
東錦、関山、御衣黄、紅華、孔雀、白雪、大手毬、楊貴妃 etc・・・。
123種類の桜がそれぞれにふさわしい名前を持っていて
桜の幹に名札が取り付けられています。
まるで可愛い小学生のようです。

Torinuke8

造幣局には毎年「今年の花」というのがあります。
この桜は2006年の今年の花に選ばれた「大手毬」です。
多数の花が枝の先に密生して咲き
大きい手毬のようでこの名がつけられたと言われていて
花は中輪の淡紅色で花弁数は20枚程だそうです。

Torinuke5

そして一般公募の中から選ばれた
俳句や川柳を書いた短冊も桜の木に付けられています。
短冊が風に揺れ、花びらが風に舞い
ここはもう時代絵巻の夢街道のようです。
浪速の春をこよなく愛するひとときです。

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通り抜けは一方通行です。
「立ち止まらないでください」
「写真撮影は手早くしてお進みください」
「桜に触らないでください」
「前へお進みください」

Torinuke3_1

そんなアナウンスが流れます。
もう右を見ても左を見ても、前を見ても後ろを見ても
カメラを手に写真を撮っている人・人・人・・・。
愛されて、慕われて、親しまれて・・・
造幣局の桜が一週間だけ庶民の心に花を咲かせてくれます。

Torinuke2

こんな粋な計らいを観ないわけにはいきません。
昨年の観桜者数は114万人を突破。
今では大阪の春の風物詩です。

造幣局を出たのは11時。
次に友人の希望は大阪城の西の丸庭園の桜見物です。

この続きは14日のブログでお話しますね。
明日も「マドンナのナイショ話」を読んでくださいね。





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嬉しいバースデー割引き

2006年04月12日 | 日記
4月生まれの私は季節の中で4月が一番好きです。
桜が咲き、草木も眠りから覚める。

そして4月は新年に次いでもうひとつの始まりの月です。
新学期が始まり、新しい環境に飛び込んでいく時のワクワクした気持ち。
4月になるといつも真っ白いスタートラインを引いて
そこにいる自分にエールを贈っていました。

4月になると、何通か嬉しいバースデー割引きチケットが届きます。
私がごひいきにしているお店からです。
早速使ってしまったのもあるのですが
これだけ残っていたので、今日はこれを紹介します。

Bs060412

左上は小物屋さん。
真ん中上はクリーニング屋さん。
右上はファミリーレストラン。
真ん中下は美容院。

小物のお店は1000円の割引券。
クリーニング屋さんは全品20パーセントOFF
ファミリーレストランも20パーセントOFF
そして美容院はオールメニュー50パーセントOFF

もう嬉しくて泣けてきます。
このはがきを持って必ずお店に行くから、またはがきが送られてくる。
そんな繰り返しです。

小物のお店にも行かなくちゃ!
そして優しい小物を色々買って来よう。
それだけで癒される。

この季節のクリーニング屋さんの全品20パーセントOFFも有難いです。
家族4人、衣替えの季節に出すクリーニングは半端じゃない。
コートだけでも何着あることでしょう。

ファミレスも行かなくちゃ!
昔からファミレス大好きです。

それからとっても嬉しいのは美容院の50パーセントOFF。
しかもはがき到着の2ヶ月以内と書いています。

カットしてパーマかけてトリートメントしてヘアマニキュアして
オールメニュー50パーセントOFFだものね。
でも一度にこれだけするのは大変かしら?
これも絶対に使わなきゃ!

一度バースデーチケットなるものを使って飛行機で旅行したいです。
友人はよくバースデーチケットを使って旅行しています。
いいなぁ・・・と羨ましく思います。

やっぱりバースデーの月は特別なんだと思ってしまう。
色んなところでポイントカードを作っておくものだと思う。

嬉しいバースデー割引きにニコニコ顔の私です。



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桜への想い

2006年04月11日 | 
Sakura0604111_3

大阪は月曜日・火曜日と雨でした。
無情にも花散らしの雨が一日中降りました。
今日の大阪は夕方には雷も伴って激しく降りました。
これで土・日曜日に満開だった桜も散っていくでしょう。
今夜は桜茶など飲みながら桜の写真を整理しています。

あんなに待ち焦がれていた桜の開花。
春になると「もうすぐ桜が咲きますね」がご挨拶代わり。
それほど日本人にとって愛しい桜。

咲くは臆病なれど・・・ 散り際は潔く・・・・。
これがソメイヨシノなのですね。

夕方出先からの帰り道、少し遠回りして近くの公園に行きました。
ちょうどバックにはカメラも入っていました。
雨は降っていたけれど数枚のソメイヨシノの写真を撮りました。
これが今年のソメイヨシノの撮り納めになるのかしら?
そんなことを思いながら、丁寧に写真を撮っていきました。

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桜の季節には毎年「桜!桜!」と舞い上がり
ポジティブに桜の写真を撮って来ただけに
今年は遠くへ出かけられなかったのが心残りだけれど
ここで雨に散ってゆく桜に出会えてよかった。

晴れの日の桜は本当に美しい。
薄紅色の桜は形容し難いほど。
桜もきっと自分の美しさを知っているのかしら?

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公園の中を歩くのも気が引けます。
一面桜の花びらが舞い落ちて、薄紅色の絨毯。
こんな上を桜の花びらを踏みながらなんて歩けません。
この場所から1本の木にレンズを向けて桜を撮りましょう。

雨の雫をぬぐってやりたいと・・・
ハンカチでそっと拭いてやりたいと・・・
桜よ、桜・・・
愛しい桜よと・・・やけにセンチになる雨の日の桜。

Sakura0604115_2

水溜りには花びらが片寄せ合うように集まって。
桜の季節には雨が多い。
これも計算に入れて桜は咲いているのかしら?
どうしてこんなに美しく咲けるのかしら?
次々と問いただしたくなるのは私だけ?

Sakura0604112

今日のブログに近くの公園の桜をアップ出来てよかった。
私の一番近くにいる桜が「私の桜」だと思っています。
駅から少しだけ遠回りして会いに来てよかった。
哀しいけれど・・・・
今夜のこの嵐で明日にはもっと散っていることでしょう。

流れる時間を止めることは誰も出来ない。




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