勉強の際に、大事なところにマーキングをすることは、普通にやられていることだと思う。
資格関係の人気ブログの中に、マーキングについて触れているものがあった。マーキングをしたり、コメントを書いたりすることを進めているのだが、私も30年以上前からやっていることなので、基本的には賛成である。
しかし、具体的な方法については触れられておらず、色々な本に書いてあるような、「3色ボールペン」、「消せるボールペン」、「赤と青の色鉛筆」などの利用だとか、「四角で囲む」といったようなことが項目として列挙されているだけである。
最終的には、自分なりの方法に落ち着けばよいのだが、やはり、最初は具体的な事例を参考にした方がいいと思う。日本で古来から言われる「守破離」の考え方である。
そこで、私のやり方を紹介しよう。用意するものは、黄色の蛍光マーカーとシャープペンのみ。読んでいく途中で、大事なところや覚えなければならない専門用語を、どんどんマーカーでなぞっていく。これは、黄色が一番適している。ピンクやブルーでは、後で見難くなる。黄色が一番眼に優しいと思う。黄色が手元になかったときは、グリーンを使う場合もあるが。そして、一通り読み終わったら、また同じ事を繰り返す。このとき、マークは同じところになるかもしれないし、違うところに引くことになるかも知れない。あまり細かいことは気にせずに、直感的にマークすればよい。そして、本当に大事なところには、何回も重ねてマークすることになる。
思うに、マーキングを行うことの効用は、大事なところに印をつけるだけではなく、テキストを読むときにマーキングしている部分に精神を集中し、内容が頭に入りやすくなることにあると思う。だから、一番大切なのは、繰り返すということである。
読んでいく最中に、専門用語の説明や、意味の分かりにくく、自分が読み解いたようなところなどを、シャープペンでコメントとして書く。理数系のテキストなら、計算や証明が省略されていたりしているようなところなども、自分で考えて書き加えていく。
長々と、自分のやり方を紹介してきたが、参考になれば幸いである。
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