前巻で、かっこよく痩せて、義理の妹のミキちゃんをどきどきさせた、オタクでおデブキャラの兄貴だが。この巻では大分元に戻っている。兄貴が痩せたのは、ゲームのなんちゃらボクシング(ミキ曰く)でコーチキャラのコスチュームを集めるためという不純な動機があったのだが、それも集め終わったので、元の生活に戻ったようだ。
この巻ではその兄貴を好きだという女子が現れる(ちなみに鈍感な兄貴は気が付いていないようだ。)。兄貴の会社の後輩の三輪さんという女子だが、何かと親切にされているうちに兄貴の内面を好きになり、ぽっちゃり体形も可愛いと思い始めたようだ。ちなみにこの三輪さん、かなりパンクな恰好で、兄貴のことはかずにいと呼んでいる。
最初は三輪さんのことを警戒していたミキちゃんだが、その可愛らしさに胸キュン。しまいには兄と三輪さんが結婚したら、自分は可愛い義姉を手にいれられるといった妄想をするようになる。
前巻ではミキちゃんと兄貴の関係が今一つ不明だったが、この巻では多少明らかになる。どうも二人が小さいときに、ミキちゃんが兄貴の家に来たらしい。
この物語、まだまだ続くようだ。いったい、兄貴とミキちゃん、三輪さんの関係はどうなるのか。
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