
今日は、放送大学面接授業の第1日目。科目は、「西洋哲学における個の問題」。トマス・アクィナスの書いたことを中心に、西洋哲学において、「個」と言う問題がどのように取り上げられているかを解説するというものだ。
しかし、残念ながら思っていたのとはだいぶ違った。これは別に講師のせいでもなんでもなく、私の興味の問題と言うだけなのだが。ニーチェの思想などの解説書などは、割と面白く読んでいたし、ハイデッカー研究者の木田元さんの著作も割と好きなので、ある程度の期待はしていたのだが、やはりトマス・アクィナスまでいくと古すぎるのか。変な宗教の話を聞いているようで、いまひとつピンとこない。まあ、トマス・アクィナスのスコラ哲学と言うのが、そもそも古代ギリシアのアリストテレスの焼き直しのようなところがあるから古臭いのも仕方ないことかもしれないが。
木田元さんは、著書で、哲学はそもそも何の役にも立たないし、西洋に発生した不自然なものの考え方であるといったようなことを書かれていた。今まで、古い時代の哲学関係の本は読んだことがなかったが、まさにその通りだと言うのを実感した。
明日もう一日あるが、授業料がもったいないので行くつもりだが、ちょっと辛いかも・・・
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まあ、今回あれほど退屈だと言うことが分かって、良い勉強になりましたw