曇り、20度、78%
17世紀頃から始まったイギリスのプラントハンター、世界中から、珍しい植物を集めることです。当然、植物の輸送は船、その航海の間、植物を運ぶ為に考えられたのが、19世紀半ばに作られた、ウォードの箱です。ロンドンの医師ウォードが考えだした、小さなガラスの温室です。ステンドグラスで作られたものから、ドーム状のものまで形は様々です。
ドームで植物を育てている様子を、ヨーロッパのガーデニングの雑誌で見かけます。ガラスのドームが好きな私は、お店で見たとたんに買ってしまいました。植物栽培用ですから、クリスタルなんかではありません。お安かったのです。なかなか使う機会がないままでした。先日、香港のセレクトショップ レンクロフォードでガラスの容器に入れた寄せ植えのディスプレーを見ました。なんだか作ってみたくなりました。
ディスプレーのは、こんな感じのガラスの大きなボール状のものにはいっていました。口が少し覆いかぶさる入れ物がいいようです。サボテンと葉っぱの模様がお面白い草を会わせました。
ドームの方には、葉っぱを2種類。 テラリュウムといって、日本でも流行ったそうです。と、レンクロフォードのディスプレーのお姉さんに教えてもらいました。見よう見まねで作ってみましたが、サボテンと葉っぱが一緒では、無理があるかもしれません。
植え込んだばかりで、これからちゃんと根付いてくれるか、心配です。根本は、バーミュライトと水苔を使いました。色、高さ、植物の組み合わせも今ひとつ。ゆっくり、続けて行きましょう。