曇り、22度、85%
もう一年以上前にこのブログに書いた、シェービングマグ。どこで買われたのですか?と聞いて見えた方がいました。その方によれば、今売られているシェービングマグは、普通のマグカップのような形だそうです。
いまだに、カミソリでひげを剃る家人。シェービングフォームも使いません。
このアヒルの口みたいなところに、本来はお湯を入れ、豚毛の刷毛で上にある石けんを泡立てて使うものです。確かにユニークな形です。昔、日本の床屋さんにあったバスのような形をした、仕切りがあるひげ剃りの入れ物もなんだか憧れたものです。
これは、クラブツリー エブリンのもので、香港でずいぶん前に求めたものです。我が家にとって二台目。初めのも、クラブツリーのでした。ブルーで猟犬の絵が描いてあって、全く同じスタイルでした。私が、見事に割ってしまったので、買い替えたのがこちら。マグの胴体の下に木の影が浮いています。
クラブツリー エバリン日本では、ローズハウスでハンドクリームなどが売られているようです。元々、イギリスのお店で、自然のものから作ったバス、トイレタリー、クッキーや、紅茶もありました。香港は、イギリスの統治下だったのですから、当然、今でもお店があちこちにあります。でも残念なことに、クッキーや、ジャム、紅茶は売られなくなり、この、シェービングマグなども見かけません。普通のマグカップも今は中国製です。今回、シェービングマグのことを調べたら、クラブツリーのイギリスやアメリカでも売っていません。
イギリスや、アメリカでは、クッキー紅茶もまだ売られています。20年ほど前までは、ビネガーや、オイルの類いまで売られていました。確か、私がサンフラワーオイルを初めて使ったのが、クラブツリーのものでした。美味しいこともあるのですが、クラブツリーのパッケージの絵が好きで、今でもたくさんの缶や瓶、ラベルを持っています。こうして聞いて来てくださった方のおかげで、もう代わりがないと解った我が家のシェービングマグ、割らないように大事に大事に。