曇、5度、70%
元旦に息子一家から年始の電話をもらいました。息子「年賀状届いた?」私「まだよ。」息子「着いたらよく見てね。」私「?」何か仕掛けのある年賀状かと思います。
それで毎日郵便箱を覗きました。やっと昨日、孫からの年賀状を発見。あらーと喜びます。よく見る必要もありません。間違いなく孫娘の字です。昨年11月に我が家にやって来た時、そういえば事ある毎にiPadでひらがなの練習をしていました。今はそういうアプリがあるのだそうです。リズム感のある音楽に合わせてランダムにひらがなが出て来ます。初めはなぞるのですが、上級になると自分で書き込みをしている様でした。孫娘、あとひと月で5歳になります。
まさか4歳の孫から年賀状をもらうとは思ってもいませんでした。4歳でひらがなが書けるなんて私の基準では凄いの一言です。私自身小学校に入っても逆さ文字ばかり書く様な子供でした。息子にも特に字を教えたことがありません。当時流行っていた「キン肉マン」の漫画で字を覚えたと記憶しています。電車のチラシの「死」という漢字を教えもしないのに読んだことがありました。「キン肉マン」には「死ね。」とよく出てきます。まだのんびりした時代でした。
11月にやってきた孫娘、私が図書館で借りておいた紙芝居を一人で読んでいました。台所で聞いていると時々詰まります。どうもカタカナが出てくるとそこだけは飛ばして読んでいる様子です。息子一家は特に英才教育をしている様子もありません。孫は自分から「ひらがな」と言ってiPadを出してくれと頼みます。時代が変わったのね、と私は納得。
孫からの年賀状、嬉しいので一番目立つところに飾りました。 でも、もっとゆっくり、のんびり育ってくれればいいのになあと思います。そう言いながら、来年の年賀状を楽しみにしています。