晴、5度、80%
50年ほど前、高校時代この家によく遊びに来ていた友人が昨日お嬢さんと一緒に訪ねてくださいました。東京に大学で出た後も一日中遊んだ友人です。彼は20年ほど前に東欧に移り住みました。地元の方と結婚して二人のお嬢さんに恵まれました。7年ほど前に福岡の空港で会った時は上のお嬢さんと一緒でした。今回は10歳の下のお嬢さんと一緒です。
我が家の昔の様子を細かく覚えていてくれました。そして、懐かしんでくれました。玄関の靴脱ぎが昔より低くなってしまったことなどまで覚えています。その昔は毎週の様に遊びに来てくれていました。昔からいろんな話をして来た友人です。流石に60歳を越した二人で話す内容は親をどう世話をするかなど現実味を帯びたことでした。
上のお嬢さんもそうでしたが、流暢な綺麗な日本語を話します。日本語は男言葉、女言葉があるので難しいはずです。ひとえにお父さんである彼の教育の賜物です。午後の数時間、ココさんのお散歩まで3人で楽しい時間を持ちました。犬が好きなMちゃんはココさんの歓迎を受けていました。 お母さん似の綺麗なお嬢さんです。用意しておいたケーキを2切れもパクパク、
夕方近くになるとお腹が空いたのかクッキーまでパクパク。打ち解けてすぐに「真奈さん」と私を呼んでくれます。
私も今だに彼のことを名前で呼んでいます。付き合いの長さを思います。
夕方、帰る二人をバス停まで見送りました。 用意しておいたパネトーネとぎっしり詰めたクッキーをお土産に。バスに乗る前に友人からハグを受けました。「元気でね。」今度会うときはMちゃんも私の背を超していると思います。日曜日の夕方の車が少ない道を去って行くバスをずっと見送りました。数少ない私の友人たちに心から感謝します。「ありがとう。」