腫れ、6度、78%
夜ベットに入ると、おそらく数分もかからずに眠りに落ちます。取り立てて、そのことを意識したことがありませんでした。心配事があるとき、不幸があった時ですらベットに入るとコトンと寝てしまいます。
朝目覚めると、数秒後にはベットから出ています。起床後3分以内には着替えが終わります。暑かろうが寒かろうが関係ありません。ベットのサイドテーブルには時計がありますが、目覚ましとして使ったことはもう数十年ありません。つまり自然に目が覚めます。しかも、だいたい同じ時刻です。
母親になる前は、夜更かしの朝寝坊でした。しかも低血圧だと理由付けまでしていました。母親になると午前中が勝負です。ぐずぐずしているわけには行きません。早寝早起き、ベットに横になっているのは寝ている時だけです。朝起きられない、たいてい発熱です。いつもの時間にも目が覚めません。起き上がっても、調子が悪い、発熱です。寝起きが病気を知らせてくれます。熱が出ればお薬で眠ります。寝つきの良さは変わりません。
夜中にベットの中を動き回るココさんに睡眠を邪魔されますが、起きる時刻は相変わらずです。実はこの時刻、昔より30分ほど早くなりました。モモさんの最後のひと月、決まって明け方にトイレに私を起こした時刻です。まだ寒さの残る3月4月、庭に飛び出し排泄のできないモモさんを抱きかかえていた時刻です。
ベットの温もりの中で天井を見上げて、うらうらと考え事をしたら楽しいだろうなあ、と思います。寝つきも寝起きも私の健康のバロメーターです。夏の間はベットの上でゴロゴロ本を読みますが、日本の冬は寒いので椅子に座って本を読むようになりました。幾つになるまでこんな習慣が続くのやら、ありがたく感じています。寝つきが良く寝起きも良いのは、ココさんも同じです。私と同時に寝入って、起床後私と同時に床に飛び出します。「ココさん、寒くなったからベットの中にいていいんだよ。」今朝も気持ちよく目覚めました。