晴、9度、67%
福岡の繁華街を通る時は、地下街で移動します。寒さ、信号を避けるためです。この地下街3つのデパートの地下に繋がっています。あるデパートのお魚売り場はデパ地下にしてはお魚が貧弱で皆さんご存知なのか人が少ない売り場です。ですからその魚売り場を通ります。スムーズに歩けます。先日、ケースの中に「イカゲソ」を発見、目敏いです。大きな「イカゲソ」がたくさん入ってお安い、引き返してレジに並びました。「イカゲソ」は野菜炒めやちゃんぽんに使います。帰る道すがら、家の冷蔵庫の中身を考えます。「ちゃんぽんにしよう!」買ってまだ開けていない「プレミアム味覇」もあります。
中華風万能調味料「味覇」に出会ったのは30年以上前の横浜の中華街です。半練りの調味料などまだ珍しく、味が好みに合いました。以来常備しています。そう言っても頻繁に出番があるわけではありません。嬉しいことにここ数年は香港でも日系のスーパーで売られていました。それ以前は日本から持ち帰っていた調味料の一つです。帰国して買った「味覇」はチュービ入りでした。今までの物とはどこか違うと感じるほどに塩気が強く思いました。やっと使いあげて買い置いたのが「プレミアム味覇」です。鶏や豚のエキスが今までのものより多いと書かれています。
私のちゃんぽんは豚肉と「イカゲソ」とキャベツがあれば満足です。早速デパ地下の「イカゲソ」を使ってちゃんぽんを作りました。「プレミアム味覇」使用する量はごく少量ですが、スープの味見をすると確かにお味が濃く旨味を感じます。 身の厚い「イカゲソ」は柔らかく、京人参が彩りを添えてくれました。豚肉の脂身がもう少し多ければ最高のちゃんぽんになったはずです。
半練りの中華万能調味料は他にも出ているのを見ます。この「プレミアム味覇」はお勧めです。量がありますが冷蔵庫で長期保存可能です。横浜の中華街で初めて買った「味覇」ですが、実は神戸の中華街出身の物だと知ったのは最近のことでした。本場の中国でも半練りタイプのスープの元はありません。日本ならではの調味料です。