晴、5度、84%
家の中の隅に数個「人感センサー」で灯る明かりを置いています。昼間や人気がなければ暗いままですが、暗くなって人の気配を感じると明かりが灯ります。夜、いちいちスイッチを押さずとも足元が明るくなるのは助かります。センサーは至る所で活躍しています。
先日、昼間でも気温が上がらない日がありました。数時間家を空けなくてはなりません。ココさんの為に空調をつけたまま出かけることにしました。家に帰って、ココのいる部屋に入ってびっくり、空調のスイッチは入っているのに部屋はちっとも暖かくありません。ココさん、丸まって寝ていました。「人感センサー」付きの空調です。人の動きで人間を察知して風向きを変えたりします。留守の間、羽の動きを上下、左右ともに全開にしていたのに、部屋の中で人の動きがないためか暖房が作動していません。設定温度より低い室温でした。
ガスレンジも「温度センサー」がついています。説明書によれば、ご飯を炊くモードに設定しているとおこげもつかず炊き上げるそうです。そんな設定をしていないにも関わらず、強火で炒め物をと思っていると急に火が小さくなります。レバーを大きな火の方に移動させてもすぐには反応しません。大抵のガスレンジはこの「温度センサー」と「自動消火装置」がついているそうです。うっかり火をつけたままにしても、火を消してくれる「自動消火」には一度助けられました。
昨晩も空調をつけてテーブルで本を読んでいると、背中が寒く感じます。お風呂上りですから風邪でもひいたらと、空調を見上げると動いていません。私が動かないので無人だと勘違いしたのです。 そこで、センサーの下に行って手を振りました。やっと暖かな空気が流れ始めました。
省エネ、お助け機能、火災防止、いろいろな意味合いを持ったセンサー機能ですが、時にはその便利さが裏目に出ます。本を読んでいるとき、定期的に空調に向かって手を振るなど滑稽です。時々、センサーって便利なのかな?と訝しく思うことがあります。
冬の間、空調に手を振ることは続くでしょう。ガスレンジの火が急に小さくなって、「なんで!」ってぼやくこともしばしばのはずです。センサーなしの手動調節が私には向いているようです。
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